ドルは年明け早々の105円から、一時101円前後まで反落した。ただ、さらにドル下落になると、実は早速過去約2年続いたドル高・円安トレンド転換の可能性も取り沙汰されるような状況にあるのかもしれない。


◆円高の一時的と基調転換の分岐点は99円



吉田 恒 中期のトレンド判断で参考になるのは52週移動平均線。その52週線は足元で99円程度。ということは、まだドル高・円安トレンドが続く中での一時的なドル安・円高に過ぎないなら、99円程度を大きく、長くドル安・円高にはならないというのが、経験則の教えるところになる。

 逆にいえば、足元で99円程度の52週線より大きく、長くドル安・円高になるようなら、それは経験的には一時的なドル安・円高ではない可能性が高まる。要するに、中期トレンドが円安から円高に転換した可能性が高まるだろう。

 以上のような見方からすると、円安トレンドがまだ続いているのか、それとも円高へ転換したのか、じつはその判定基準にかなり近いところに来ている可能性がある。円安トレンドは、一般の感覚以上に、じつは一気に「断崖絶壁」に立った形になっているのかもしれない。(了)

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円安

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【吉田 恒氏】
1985年、立教大学文学部卒業後、(株)自由経済社(現・(株)T&Cフィナンシャルリサーチ)に入社。同社の代表取締役社長などを経て、2011年7月から、米国を本拠とするグローバル投資のリサーチャーズ・チーム、「マーケットエディターズ」の日本代表に就任。国際金融アナリストとして、執筆・講演などを精力的に行っている。また「M2JFXアカデミア」の学長も務めている。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊など大相場予測をことごとく的中させ話題に。「わかりやすい、役立つ」として、高い顧客支持を有する。
著書に『FX7つの成功法則』(ダイヤモンド社)など

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