回り始めると堅いといわれる不動産投資。が、海千山千の猛者たちがはびこる業界だけに、きな臭い話も。悪知恵を働かせて、金脈を見つけろ!


対外輸出品を集積するヤード経営の外国人に郊外の安い土地を貸す!


 都市中心部まで車で2時間──。郊外の投資に不向きな土地を活用し、収益を上げる裏技がある。

 「ヤードとして外国人に土地を貸すんです」と話すのは、ヤード経営者のY氏。ヤードとは、廃品回収などで集めた家具や中古車を海外に輸出する中間集積場のことだ。

 「 郊外であれば、坪単価1万円なんて用地がゴロゴロしている。その土地を500坪ほど購入し、ヤードを経営したい外国人に貸すわけです。賃料は基本的に〝言い値〟。500坪もあれば月15万円の賃料でも、借りたい外国人は殺到すると思います」

 500万円で購入した郊外の投資に不向きと思われる土地が利回り36%の高収益物件に化け、約3年で元本も回収できるというわけだ。

 「外国人投資家が用地取得して高額の賃料で貸しているケースもあるから、15万円でも安いくらい。取得する土地としては大都市圏から車で2時間圏内 (高速道路含む)の勾配のない土地であれば、どんな悪条件でもOK。水道や電気が通ってなくても、彼らは喜んで借りてくれますよ」

ただし、ヤードといえば、不良外国人の巣窟として社会問題化したこともある。リスクがないわけではない。

 「 廃棄物や汚水処理などの問題から近隣住民からクレームは入るし、行政の監視も厳しい。ただし、借り主である外国人に注意勧告があるだけで、土地所有者が罰則されるなんて話聞いたことありませんね」

とはいえ、不法滞在の不良外国人と賃貸契約を結ぶハメになるかもしれないヤード投資。そのリスクだけは覚悟しておいたほうが良さそうだ。