2013/12/16 トレイダーズ証券「みんなのFX」

 先週のドル円は、東京市場で日経平均株価が上げ幅を広げたことを背景に、5月22日につけた年初来高値を上抜け仕掛け的な買いが続き103.920円と約5年ぶりの高値を付けました。ただ、買い一巡後は、日経平均株価の上げ幅が縮小したことや、目先の利益を確定する目的の売りに押されドル円は伸び悩み103.50円近辺まで下押ししました。欧米市場では、一旦は103.70円近辺まで戻したものの、欧州通貨のクロス円の売りが強まったことにつられたほか、米10年債利回りが低下に転じたことが相場の重しとなり、リスク回避の売りが強まったことから102.990円と安値を付けました。引けにかけては週末を前に市場参加者が減少するなか、全般に手掛かり材料難のため103.20円前後の展開となりました。前日比では0.213円安い103.149円で取引を終えました。

≪2013年12月13日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り41% 買い59%
ユーロ・円  :「ベア」売り66% 買い34%
英ポンド・円 :「ブル」売り48% 買い52%
豪ドル・円  :「ブル」売り11% 買い89%
NZドル・円  :「ブル」売り45% 買い55%
ユーロ・ドル :「ベア」売り80% 買い20%

【今日の主な経済指標】
08:50  JPY 日銀短観・四半期大企業製造業業況判断 10-12月期
08:50  JPY 日銀短観・四半期大企業製造業先行き 10-12月期
08:50  JPY 日銀短観・四半期大企業全産業設備投資[前年度比] 10-12月期 
09:01  GBP ライトムーブ住宅価格[前月比] 12月 
17:30  DEM 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 12月 
17:30  DEM サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 12月 
18:00  EUR 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 12月
18:00  EUR サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 12月 
19:00  EUR 貿易収支 10月
22:30  USD 四半期非農業部門労働生産性・改定値[前期比] 7-9月期 
22:30  USD ニューヨーク連銀製造業景気指数 12月
23:00  USD 対米証券投資(短期債除く) 10月 
23:15  USD 鉱工業生産[前月比] 11月 
23:15  USD 設備稼働率 11月

今日のトレードポイント


今週のドル円は、米予算協議が2年間の予算で合意に達し、早ければ18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和縮小が開始される可能性があります。また、「米連邦準備理事会(FRB)は量的緩和縮小開始と同時に、利上げに転じる目安となる失業率の数値基準を6.5%から引き下げてフォワードガイダンス(金融政策見通し説明)を強化する」との思惑も高まっています。米量的緩和縮小が開始された場合、一時的に「リスクオフ」の動きが加速する可能性もありますが、市場ではすでに織り込みずみの展開から株高・円安の地合いとなりそうです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 102.00-104.00  ユーロ・円 140.50-143.50  ポンド・円 167.50-170.50


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