2013/12/5 トレイダーズ証券「みんなのFX」

 昨日のドル円は、東京市場で仲値後に国内輸出企業から売りが観測されたほか、日経平均株価が200円超の下落となったことを受けリスク回避の売りが強まり、102円割れの水準まで下押ししました。欧州勢参加後は、102.20円付近まで買い戻しとなったものの、時間外の米長期金利が低下し、日米金利差縮小を見越した売りに押される展開でした。NY勢参加後は、前週分の新規失業保険申請件数が29万8000件と予想より強い結果となったほか、7−9月期米国内総生産(GDP)改定値が前期比年率3.6%増と改善したことで、102.40円付近まで値を戻しました。ただ、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が理事会後の会見で、市場の予想ほど追加金融緩和に前向きな発言をしなかったことからショートカバーが先行し、対ユーロ中心にドル売りが強まった流れに沿ってドル円は、101.625円の安値を付けました。NYダウも軟調に推移したことで上値は重く前日比では0.550円安い101.772円で取引を終えました。

≪2013年12月05日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り30% 買い70%
ユーロ・円  :「ベア」売り77% 買い23%
英ポンド・円 :「ベア」売り51% 買い49%
豪ドル・円  :「ブル」売り 9% 買い91%
NZドル・円  :「ブル」売り42% 買い58%
ユーロ・ドル :「ベア」売り92% 買い 8%

【今日の主な経済指標】
16:45 FRF 財政収支 10月
16:45 FRF 貿易収支 10月
17:15 CHF 消費者物価指数(CPI)[前月比] 11月
20:00 DEM 製造業新規受注[前月比] 10月
22:30 USD 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)[前月比] 10月
22:30 USD 個人消費支出(PCE)[前月比] 10月
22:30 USD 個人所得[前月比] 10月
22:30 USD 失業率 11月
22:30 USD 非農業部門雇用者数変化[前月比] 11月
22:30 CAD 四半期労働生産性指数[前期比] 7-9月期
22:30 CAD 新規雇用者数 11月
22:30 CAD 失業率 11月
23:55 USD ミシガン大学消費者態度指数・速報値 12月
5:00 USD 消費者信用残高[前月比] 10月

今日のトレードポイント


ドル円は、水曜日の米ADP民間雇用者数、昨日の7−9月期米国内総生産(GDP)や前週分の新規失業保険申請件数等の結果が予想を上回る強い結果となっており、本日の米雇用統計の予想を上方修正する展開に期待が高まります。株式市場は、すでに米国の量的緩和縮小開始が時間の問題とみられているようで軟調に推移をしていますが、米雇用統計が好結果となれば、金利上昇や株高が同時進行することが予想され、ドル円は一段と上昇するかもしれません。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 101.00-103.00  ユーロ・円 138.50-141.50  ポンド・円 165.50-169.50


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