異常なほどの乱高下相場が続き、アベノミクスは終わったのか? いつ底を打つのか? 高値は? アナリストら27人に緊急実施したアンケートの結果を報告する!


◆アベノミクスは終わった?


「アベノミクス相場はもう終わりました」と言ってのけるのは、黒岩アセットマネジメントの黒岩泰氏。

「そもそもアベノミクスとは、7月の参院選を勝つための“エセ経済学”。事実、三本の矢では足りず、追加対策が必要となっています。今後の日本経済はバブル崩壊の後遺症に苦しむでしょう。日経平均は8500円までの下落がありえます」と厳しい見方をする。

 株価も為替も、黒田バズーカ砲が放たれた4月4日の水準を下回ってきたせいで最近では“アベノリスク”だとか“ダメノミクス”などと揶揄されているが、アベノミクスは本当に終わったのか? 今回、気鋭のアナリストやエコノミスト27人にアンケートを取ったところ、27人中22人が「まだ終わっていない」と回答した。

 5月23日に高値1万5942円をつけて下落して以降、乱高下相場が続いているが、「そもそも今回の急騰・急落の主犯は過熱感と不安感」(カブドットコム証券・河合達憲氏)であり、「半年も上昇を続けたので、現在の調整は当然の流れです。反転・上昇には相応の時間が必要」(FP・横山利香氏)との見方をする。

 また、日経平均の今後の推移を予想してもらったところ、27人の平均は「底値1万1675円」「高値1万6250円」という結果に。

⇒【画像】アナリスト27人アンケートの結果
http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=466327

アベノミクス

 底値については、15人が1万2000円台を予想。証券ジャパン・大谷正之氏は、「6月7日と13日に1万2500円近辺をつけました。ここから切り返すことができれば、ダブルボトム形成で底確認になるのでは」と指摘する。

 もしさらに下落して、「日経平均が200日移動平均線(1万1000円)まで近接する局面があれば、大きな買いチャンスだと思います」(グローバルリンクアドバイザーズ・戸松信博氏)という意見も。株価も為替も、もうしばらくは乱高下する相場が続くかもしれないが、そろそろ“コツン”と底を打つ音が聞こえてきそうだ。

⇒【次回】「底打ち後は上昇する?」に続く http://nikkan-spa.jp/466315

― 緊急調査 アベノミクスはもう終わったのか【1】 ―