アベノミクスで活況を呈する株式市場。 「今さら株なんて」と思っている人も、始めるなら今は絶好のチャンス。ド素人たちが株で儲けた体験談をベースに専門家たちのアドバイスを交えながら、儲けの道を探ろう。

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<これから儲けられそうな成長株の見つけ方!【前編】>


◆基本中の基本日経新聞や四季報を熟読!


「世の中って常に動いていますから、まずはその変化を見つけることが大事です。僕は日経新聞や会社四季報をくまなくチェックして、そこから気になる業界や銘柄を探していきます。投資家なら誰でもやっていることですが……。企業が利益を出していれば株価もどんどん上がっていくという点では、シンプルに成長企業を買うのが初心者にも一番わかりやすいと思います」

 と話すのは20代後半で資産7000万円を持つ個人投資家ダル♪氏。社会人になると同時に投資を始め、今回のアベノミクス相場では資産を3.5倍にした強者だ。

 一方、資産1億2000万円を持つBOU氏もド素人には成長株をすすめる。

「僕の場合は自動車関連株や化学株がわかりやすい成長企業として好きですね。その製品が売れることで世の中が変わっていくのって面白い。これらの銘柄は業績の分析もしやすいですから、ビギナーにはオススメです」


◆成長株を見つけるポイントは“売上”にあり


 成長株を探すとき、大事なのはとにもかくにも“売上”であると両氏とも口を揃える。

「会社四季報を見るときに、業績欄の売上を見るのは必須です。毎年安定的に右肩上がりで成長している銘柄はやっぱり強いですね。IRに売り上げが前年比20%増なんて文字があれば株価にもインパクトがありますしね」(BOU氏)

 そして、ダル♪氏はその“売上”以外に“利益”も重要視する。

「建築業界は復興需要などもあり、注目の業界ですけど、建築会社などは人件費もそれに比例して高騰するので、売り上げの割に利益は大きくない。一方、ジューテックHD(JQ・3157)などの総合住宅建材の会社は、売り上げが伸びても人件費は変わらないので利益が大きくなりやすい企業です。同じ業界でもこんなふうに収益構造を把握すれば、どの企業の株が旨みが大きいかわかりますからね」(ダル♪氏)

 あとは、世間からは「今さら?」と思われる業界もいいとか。

「僕が大きく利益を出した銘柄はかつ丼チェーンの『かつや』を運営するアークランドサービス(JQ・3085)。かつやは大手飲食チェーンに比べればあまり有名とは言えませんが、吉野家や松屋並みに店舗を増やすだろうと思ったので買ったんです」(同氏)

 飲食業界のように競争の激しい業界では、知名度が低くても業績のいい企業を探すのも手だ。その他にも重要視するポイントがいくつかあるそう。

「業界でのシェアが高い企業や独自の唯一無二の技術力を持っている企業は強いですね。自動車や化学製品の会社はその傾向が強いと思います。あとは海外進出も重要なファクター。日本は少子高齢化ですから、売り上げを伸ばすためには海外の比率が多いほうがいいですからね」(BOU氏)

⇒【後編】「調整局面でこそ株を買え?」に続く
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自動車関連銘柄は円安の影響もあり軒並み増収増益。今後も伸びが期待できる

【上図】自動車関連銘柄は円安の影響もあり軒並み増収増益。今後も伸びが期待できる

 
【ダル♪氏】
個人投資家。アベノミクス相場では資産を3.5倍の7000万円まで増加させた。ニコニコ生放送で『ダル生♪』という株に関する放送も行う

【BOU氏】
東北在住。株歴10年の億超え専業投資家。割安株を探し出し、2~3か月保有するバリュー投資を得意とする。アベノミクスで資産は2000万円増

※株価は5月24日時点の終値
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