2013/6/10 トレイダーズ証券「みんなのFX」

先週金曜日のドル円は、97.124円で取引を開始。日経平均株価の下げ幅拡大に歩調を合わせドルは売られ、一時95.541円まで下落。その後、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が中期経営計画の変更を発表すると伝わると97円台を回復。欧州・NY市場では、米労働省が発表した5月の米雇用統計において、非農業部門雇用者数が前月比17万5000人増と市場予想平均より強かったことを受けて円売りドル買いが強まりました。しかし、失業率の弱い結果を受け米量的緩和の縮小観測が後退したとの見方からNYダウ平均が大幅に上昇すると、リスクオンの流れとなり円全体が押し下がり、97円台半ばまで上昇。前日比では0.466円高い97.559円で取引を終えました。

東京市場のユーロ円は、128.648円で取引を開始した後、日経平均株価の下落につられ126.754円まで下落。売り一巡後はGPIF絡みの報道を受け128円台後半まで買い戻されました。欧州・NY市場では、米雇用統計発表直後に一時126.139円と4月16日以来の安値を付けたものの、その後は買い戻しが優勢の展開へ。米雇用統計の結果を受けリスクオンのムードが強まり129円台を付ける場面も見られました。前日比では0.354円高い128.955円で取引を終えました。

≪2013年6月7日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り16% 買い84%
ユーロ・円  :「ベア」売り52% 買い48%
ユーロ・ドル :「ベア」売り83% 買い17%
英ポンド・円 :「ブル」売り40% 買い60%
豪ドル・円  :「ブル」売り11% 買い89%
NZドル・円  :「ブル」売り20% 買い80%

【今日の主な経済指標】
14:00 JPY 消費者態度指数・一般世帯 5月
14:45 CHF 失業率 5月
15:00 JPY 景気ウオッチャー調査-現状判断DI 5月
15:45 FRF 鉱工業生産指数[前月比] 4月
16:15 CHF 実質小売売上高[前年同月比] 4月
21:15 CAD 住宅着工件数 5月


今日のトレードポイント


先週、安倍首相が発表した成長戦略第三弾の内容は市場関係者の失望感を招きドル円相場は急落しました。10-11日に予定されている日銀の金融政策決定会合において長期資金供給オペ(LTRO)の導入が決定されれば、ドル買い円売りの流れが一気に強まり99円台回復も視野に入るかもしれません。


[今日の予想レンジ]
ドル・円 96.50-98.50  ユーロ・円 127.00-130.50  ポンド・円 148.50-153.50



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