2013/5/31 トレイダーズ証券「みんなのFX」

昨日のドル円は、リスク回避の流れを受け101.145円で取引を開始。決済が集中する5・10日ということもあり本邦輸入企業によるドル買い・円売りの動きから101円台前半まで上昇。しかし午後に入ると、日経平均株価の下げ幅拡大が不安視され、海外投機筋などがポジション調整でドル売り・円買いを進めたことで100円台後半まで下落。欧州・NY市場では、「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は運用の弾力化を検討している」との報道が伝わると、ナイト・セッションの日経平均先物が上昇。さらに、対資源国通貨中心にドル高が加速した影響も受け、ドルの買い戻しが優位となり101.803円まで持ち直しました。もっとも、1-3月期米国内総生産(GDP)改定値や前週分の米新規失業保険申請件数などが市場予想より弱い結果となったため米当局による金融緩和縮小への期待感は後退し、米長期金利の低下とともに売りが強まり、一時100.796円まで値を下げました。その後は売り買いが交錯し前日比では0.303円安い100.754円で取引を終えました。

東京市場のユーロ円は、一時131.466円まで上昇する場面も見られましたが、日経平均株価の下げ幅拡大を受け130円台後半まで下落。欧州・NY市場では、日経平均株価の大幅安を嫌気した売りが続き、130.192円まで下げ足を速めましたが、GPIF絡みの報道が伝わると買い戻しが優位となり131.942円まで上昇。その後は方向感に欠ける値動きとなりましたが、前日比では0.658円高い131.423円で取引を終えました。

≪2013年5月30日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り14% 買い86%
ユーロ・円  :「ベア」売り64% 買い36%
ユーロ・ドル :「ベア」売り83% 買い17%
英ポンド・円 :「ブル」売り43% 買い57%
豪ドル・円  :「ブル」売り 8% 買い92%
NZドル・円  :「ブル」売り21% 買い79%

【今日の主な経済指標】
10:00 NZD NBNZ企業信頼感 5月
14:00 JPY 新設住宅着工戸数[前年同月比] 4月
15:00 DEM 小売売上高指数[前月比] 4月
15:00 DEM 小売売上高指数[前年同月比] 4月
15:45 FRF 卸売物価指数(PPI)[前月比] 4月
15:45 FRF 消費支出[前月比] 4月
16:00 CHF KOF景気先行指数 5月
17:30 GBP 消費者信用残高 4月
17:30 GBP マネーサプライM4[前月比] 4月
17:30 GBP マネーサプライM4[前年同月比] 4月
18:00 EUR 消費者物価指数(HICP、速報値)[前年同月比] 5月
18:00 EUR 失業率 4月
19:00 JPY 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
21:00 ZAR 貿易収支 4月
21:30 CAD 月次国内総生産(GDP)[前月比] 3月
21:30 CAD 四半期国内総生産(GDP)[前期比年率] 1-3月期
21:30 USD 個人所得[前月比] 4月
21:30 USD 個人消費支出(PCE)[前月比] 4月
21:30 USD 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)[前月比] 4月
22:45 USD シカゴ購買部協会景気指数 5月
22:55 USD ミシガン大学消費者態度指数・確報値 5月


今日のトレードポイント


米新規失業保険申請件数の増加などの結果を受け米景気回復への期待感が後退しています。これを受け本日予定されている米個人消費支出やミシガン大学消費者態度指数などの米経済指標の結果が市場予想を下回る結果となれば、リスク回避から円高の流れを助長することが予想されるためドル円は100円割れも視野に入れる必要がありそうです。


[今日の予想レンジ]
ドル・円 99.80-102.00  ユーロ・円 130.00-133.00  ポンド・円 152.00-155.50



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