アベノミクス効果で為替市場も大賑わい。だが、今から投資を始めようという人には、急激に値上がりしすぎて少々敷居が高くなってきたのも事実……。そこで、今から始められるFX投資法を明らかに! ローリスクで大金を稼ぎたきゃ、高金利通貨を狙うべし!


◆アベノミクスに乗り遅れた人は高金利通貨を狙え!


西原宏一氏 日経平均は1万2500円を突破し、ドル/円は95円前後で推移(3月27日時点)。アベノミクス効果に日本は沸きたっているが、この流れはまだまだ続くという。相場をピタリと当てるメルマガで大人気のアナリスト、西原宏一氏が話す。

「アメリカは住宅指標が上向くなど景気の先行指標がよくなっているし、シェールガス革命もあって、NYダウが過去最高値を更新しているほど元気。一方のユーロはキプロスの金融不安を抱えており、先行きの見えない展開ですが、これがドルへの資金還流を加速している面もある。もちろん、調整を入れつつですが、このドル高のトレンドはまだまだ続くでしょう」

 このドルに対する買い安心感は、新興国通貨にも波及。高金利通貨としてお馴染みの豪ドルは対円で昨年10月から20%も上昇。トルコリラ/円も昨年11月から18%上昇しており、リラ建ての投信はこの3か月で昨年1年分に相当する資金流入を記録しているほどの人気ぶり。新興国投信の“人気銘柄”であるブラジルレアルも4か月で20%も値上がりするほど賑わっているのだ。

⇒【グラフ】主要な新興国通貨の政策金利一覧
http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=418271


主要な新興国通貨の政策金利一覧。豪ドルは3%台。ハンガリーフォリントやトルコリラは5%超え。スワップ金利は豪ドル/円の買い1万通貨で1日70円ほど
【右図】主要な新興国通貨の政策金利一覧。豪ドルは3%台。ハンガリーフォリントやトルコリラは5%超え。スワップ金利は豪ドル/円の買い1万通貨で1日70円ほど

「キプロス問題でユーロが売り込まれた影響で、直近の新興国通貨には売り圧力が強まっていますが、新興国のけん引役となっている中国経済の足元は好調。中国政府は国策として、人民元安を取ってきましたが、明らかに対円で安すぎる状態が続いている。人民元の切り上げ圧力が強まっていることを考えると、新興国通貨は長期的にまだ値上がりの余地が大きいと言えるでしょう」(西原氏)

 となれば、素直に買って小遣い稼ぎといきたいところだが、高値掴みは避けたいというのが正直な投資家心理だろう。なにせ、20%も値上がりすれば、急な巻き戻しが起こった際の下げっぷりもハンパないはず……。アベノミクス相場に乗り遅れた人が、このトレンドに飛び乗るには危険な状態といえそうなのだ。が、実はローリスクで、この円安トレンドのオイシイとこ取りができちゃう方法も。

【後編】に続く「豪ドル投資で注意すべきこと」
⇒http://nikkan-spa.jp/418257



【西原宏一氏】
元シティバンクの為替部門チーフトレーダー。ロンドンやシンガポールのファンド筋の情報も満載のメルマガ「西原宏一のシンプルFXトレード」が大人気

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