一定の値幅で上下を繰り返す相場で、スキャルピングを繰り返す「レンジスキャル」。とはいえ、都合よく一定のレンジで動くとは限らないのが相場というもの。それゆえレンジスキャルで勝つのは難しいのだが、初心者でも勝てる夢のような時間帯が実はある。

「NY時間が終わって朝9時に東京時間が始まる前、いわゆるシドニー時間がレンジスキャルに最適の相場です」とは、スキャルピングで3億円を稼ぎ出した個人投資家のなぎさ氏だ。

「1分足チャートを開いて、直近の高値・安値を見れば、だいたいのレンジがわかります。あとは、その上限と下限で売買をするだけです」(なぎさ氏)

取れる値幅は小さいが、レバレッジを駆使しロットを大きくしてトレードすれば十分、朝の小遣い稼ぎになるため、実践している人は多い。

「ポイントは、レンジの幅が必ずしもキッチリ前回の高値と安値になるわけではない点。なので、あまり長いことポジションを持たずにレンジの半分まで動いたら決済したほうがいいですね。まあ、そうじゃなければスキャルピングではないですし(笑)」(同)





テクニカル分析を加えるとより視覚的になる!

レンジを判断するのに直近の高値や安値から水平線を引くだけでもいいが、テクニカル分析を使うとさらにいい。

「ボリンジャーバンドを表示させ、そのバンド幅でレンジを判断している人もいますね。あとは、売られ過ぎ買われ過ぎを見るオシレーター系もあり」

テクニカル分析でレンジを判断できるようになれば、勝率もアップする。

このように、コツさえ覚えれば簡単なレンジスキャルだが、注意したいのが損切りのタイミングだ。

「自分が描いたシナリオと違ったらすぐに損切りする。ポジション保有時間は長くても10分程度。スキャルピングは、素早い判断が必要なんです」

特にレンジの上限・下限を突き抜けてしまった場合は即、損切りすべし!