長く低迷を続けた日本の株式市場が、ついに劇的なトレンド転換を遂げた。この上昇はいつまで続くのか、今から「安倍バブル」に便乗する方法はあるのか――。わずかな資金を一気に増やせる「eワラント」で、上昇相場に乗るとっておきの戦略を「バブルの達人」に聞いた!【後編】


◆eワラントなら少額で一攫千金も!?


 前編(http://nikkan-spa.jp/391011)で紹介したような企業の株を片っ端から買えればいいが、実際はそこまで資金がないという人も多いだろう。そんな人におすすめなのがeワラントだ。

 eワラントは少額の資金で、レバレッジを利かせて投資ができる金融商品だ。例えばトヨタなら現物株を買うには50万円程度の資金が必要だが、eワラントなら1万円以下でも購入可能だ。しかも、eワラントは現物株より値動きが大きく、上昇したときのリターンが大きいのが特徴。例えば、この相場で急上昇したソニーの場合、現物株の株価は2倍になったのに対し、eワラントはなんと29倍に膨れ上がっているのだ。

⇒【表】衆院解散後に値上がりしたeワラント銘柄 TOP10
http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=391038

衆院解散後に値上がりしたeワラント銘柄 TOP10

「個別株のeワラントは流動性の高い大企業しか発行されてないので、3つのキーワードのどれかには必ず当てはまります。銘柄によって異なる価格変動リスクはマークで表示されているので、手堅くいきたいなら若葉マークかトウガラシマーク1本の銘柄を、失ってもいいと思える少額で大化けを狙うなら唐辛子2~3本の銘柄にチャレンジしてもいいでしょう。満期は8~10月ぐらいの長めに設定されたものがおすすめです」(市場のバブルに詳しい土居雅紹氏)

 では、売り時はどうすればいいのだろう。

「株式市場は春に値上がりして秋に安くなる傾向があります。春先をピークに、ゴールデンウイーク(GW)を過ぎると下落に転じるパターンが多いのです。今回はバブルを警戒し早めに撤退する投資家が出てくることも予想されるので、3月末頃に利益確定するのが無難です。遅くとも4月中旬までには売却しましょう」

 このとき、「もっと上がるのでは?」と利益確定を先延ばしするのはご法度だという。

「もし売った後に上昇しても、それでいいじゃありませんか。市場の急落は予想できないので、損をしないことのほうが大切です。決心がつかないなら、2回に分けて売るのもいいでしょう」

 ちなみに、その後の株式市場はどうなるのだろうか。

「例年ならGWを過ぎると弱くなり、夏になんらかのショックがあって秋に底値をつけるということが多いのですが、今年は日銀総裁人事や公共投資の効果次第なのでまだわかりませんね。とにかく今は春までに稼げるだけ稼いで、その後はいったん休んで様子を見るという戦略がおすすめです」

 誰でも稼げる「サルネコ相場」なら、資産倍増も夢ではない。「安倍バブル」は10年の一度の大相場。このビッグウエーブを逃すことなく確実にモノにしてほしい。

⇒【グラフ】GW前までの短期勝負
http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=391045

株式市場は春に上昇し、夏には下落、秋に大底をつけるというパターンが多い。これは外国人投資家の動きに影響するといわれており、日本だけでなく欧米の市場でも共通する傾向だという
【上図】株式市場は春に上昇し、夏には下落、秋に大底をつけるというパターンが多い。これは外国人投資家の動きに影響するといわれており、日本だけでなく欧米の市場でも共通する傾向だという


【土居雅紹氏】
ゴールドマン・サックス証券を経てeワラントCOO。ノースカロライナ大学でMBA取得。『勝ち抜け!サバイバル投資術』など著書多数

― 少額投資でハイリターン!eワラントで安倍バブルに便乗せよ【2】 ―