昨年11月14日、民主党・野田前首相が解散を明言してから一気に火がついた円安。SPA!がこれまで取材してきた「トラリピ」はレンジ相場に強いと定評だが、実は円安トレンドも利益に変えることができるという。久しぶりにやってきた猛烈なFXブームに乗り遅れるな!


【戦略】高値圏では売りトラリピも


90~95円では買いトラリピ、高値圏の95~100円では売りトラリピを仕掛ける。一般に下がるときは速いので、売りの利益確定幅は1~2円と比較的大きくてもいい
【上図】90~95円では買いトラリピ、高値圏の95~100円では売りトラリピを仕掛ける。一般に下がるときは速いので、売りの利益確定幅は1~2円と比較的大きくてもいい

 前回紹介したように(http://nikkan-spa.jp/378584)上昇トレンドに乗ろうと、買いトラリピで追いかけて高値掴みとなっては本末転倒だ。そこで、トラリピ犬氏が挙げる2つ目の戦略がトレンドの終息を狙って「売りトラリピ」を交ぜるというもの。

「1豪ドル=95~100円が高値水準だと考えるなら、『90~95円は買いトラリピ、95~100円は売りトラリピを仕掛ける』というのもよさそう。それに、FXに限らず一般的に相場の世界では、上がるときよりも、下がるときのほうがスピードは速い傾向がありますよね。それを利用して、95~100円の売りトラリピでは利益確定幅を1~2円と比較的大きく狙うと、高いパフォーマンスが期待できると思います」

⇒【グラフ】高値圏では売りトラリピ
http://nikkan-spa.jp/378579/mane_130205_05


 ただし、この戦略には注意点が2つある。一つはロスカットだ。想定レンジを下に抜けた場合、買いトラリピのポジションが含み損になるが、想定レンジを上に抜けた場合は売りトラリピのポジションが含み損になってしまうので、上下どちらにもストップロスを入れておくことは必須だろう。

 もう一つが、スワップの支払いだ。マネースクウェア・ジャパンで豪ドル/円を1万通貨ショートすると、スワップは1日当たり93円の支払いになる(1月23日時点)。この金額はなかなか痛い……。

「でも豪ドルじゃなくて、同じような動きをするNZドル/円や米ドル/円で売りトラリピを仕掛ければ、スワップの支払いは少なくて済みますよね。1豪ドル=95円のとき、1NZドル=75円、1米ドル=90円ほどですから、1NZドル=75~80円、1米ドル=90~95円に売りトラリピを仕掛ければ、1豪ドル=95~100円で売るのと同じようなパフォーマンスが得られると思いますよ」


【トラリピ犬氏】
20代のサラリーマントレーダー。資金150万円から始めて、わずか3年でトラリピで900万円まで増やした。http://ameblo.jp/hoshi5/

※期間中取引の実現損益のみ集計
― これから仕掛けるFX[トラリピ3大戦略]で円安相場に便乗せよ!【2】 ―