昨年11月14日、民主党・野田前首相が解散を明言してから一気に火がついた円安。SPA!がこれまで取材してきた「トラリピ」はレンジ相場に強いと定評だが、実は円安トレンドも利益に変えることができるという。久しぶりにやってきた猛烈なFXブームに乗り遅れるな!


◆トラリピ戦略を駆使して円安トレンドを収益に変える!


設定したレンジの中で、複数の新規・決裁注文を一括発注、さらに成立後、何度でも自動で繰り返すのがトラップリピートイフダン、略して「トラリピ」だ
【上図】設定したレンジの中で、複数の新規・決裁注文を一括発注、さらに成立後、何度でも自動で繰り返すのがトラップリピートイフダン、略して「トラリピ」だ

「最近の急激な円安では、『買い』から入った初心者ほど儲かっているのに対して、ショートを身につけたFX経験者ほど『売り』から入って失敗してしまっているみたいですね。でも、トラリピトレーダーのかなり多くの人は、すべてのポジションが利益確定されて儲かっている状態だと思います」と話すのは、トラリピ犬氏。SPA!が“最終的なFX”はコレ!と信じてやまない自動発注機能「トラリピ」を使い、元手150万円を3年で900万円まで増やした敏腕トラリピトレーダーだ。

「トラリピ」とは「トラップリピートイフダン」の略。同じ価格帯で上下動を繰り返すことが多い為替市場の特性を利用して、レンジの中で複数のイフダン注文を仕掛け(トラップ)、しかもそのトラップを何度も自動で繰り返すリピート機能を併せ持つ自動売買的な発注機能のこと。

⇒【グラフ】「トラリピ」の仕組み
http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=378602


 ただし、最近の円安のように、想定するレンジを上に抜けてしまうと、すべてのポジションが利益確定されてしまう。そのため、上昇トレンドの円安相場に乗ることができず、儲けのチャンスを損ねてしまうように思えるが……。

「実は、円安トレンドを利益に変えることができる“3つのトラリピ戦略”があるんですよ」


【戦略】1つ上のレンジにトラリピを設定する


「これからトラリピを始める人も再設定しようと思っている人も、最近の円安はちょっと行きすぎかなと思うので、無理して追う必要はないと思います。僕は基本的には“待ちの一手”でいくつもりです。でも、せっかくの円安トレンドですから、ここは少しリスクを取ってでも利益を狙いたい人は、『上昇についていって、1つ上のレンジにトラリピを設定する』という戦略が有効だと思います。例えば、僕は豪ドル/円を75~90円で設定していますが、その上の90~100円にトラリピを設定すればいいんです」

 ただし、単に90~100円に一様なトラリピを設定しては芸がない。トラリピ犬氏は、ある工夫を提案する。

「今後の動きはわかりませんが、1豪ドル=90~95円はまだ上昇の余地があると思うんです。でも、95~100円はなかなかそれ以上に上がりにくいのでは。そこで、90~95円では利益確定幅を1円間隔と大きめに、95~100円は50銭間隔で早めにこまめに利益確定するというやり方が面白そう。ただし、90円を割ってくるとすぐには戻らない可能性もあるので、88円あたりでストップロスは設定しておきたいですね」

 大胆かつ繊細に利益の極大化を狙う、というわけだ。

⇒【グラフ】上のレンジにトラリピを設定
http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=378607

トラリピ
【上図】1つ上のレンジ、例えば1豪ドル=90~100円にトラリピを設定する。その際、90~95円では利益確定幅を1円、95~100円では50銭のように工夫するのもよさそうだ


【トラリピ犬氏】
20代のサラリーマントレーダー。資金150万円から始めて、わずか3年でトラリピで900万円まで増やした。http://ameblo.jp/hoshi5/

※期間中取引の実現損益のみ集計
― これから仕掛けるFX[トラリピ3大戦略]で円安相場に便乗せよ!【1】 ―