2012/12/11 トレイダーズ証券「みんなのFX」

昨日のドル円は序盤、ドル買いが強まり82.632円まで上昇したものの、買い材料に乏しかったことから次第に上値は限定的となり82.35円付近まで軟化しました。欧州市場では、欧州株式の株安やイタリア国債が急落したことを受けて、リスク回避の円買いが入り82.119円まで下落。しかしNY市場では、一部通信社が「来週開催される日銀の金融政策決定会合で資産買入等の基金を5兆円から10兆円に拡大を検討する」と報じたことから、金融緩和期待による円売りから前日比-0.100円となる82.364円まで反発し取引を終えました。

東京市場のユーロ円は、週末にモンティ伊首相がナポリターノ伊大統領に辞意を表明したことを受けて、政局不安の高まりからリスク回避のユーロ売りが入り106.20円付近まで緩やかに軟化しました。欧州市場では、欧州株安やイタリア国債の急落を受けて、一段とリスク回避の動きが強まり105.973円まで下押し。ただ、NY市場では、日銀の金融緩和期待を背景に円売りが入ったほか、イタリア政局の先行き懸念が後退したことでユーロに買い戻しが入り前日比+0.000円の106.596円まで持ち直して取引を終えました。

≪2012年12月10日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り28% 買い72%
ユーロ・円  :「ベア」売り60% 買い40%
ユーロ・ドル :「ベア」売り63% 買い37%
英ポンド・円 :「ベア」売り62% 買い38%
豪ドル・円  :「ブル」売り37% 買い63%
NZドル・円  :「ベア」売り71% 買い29%

【今日の主な経済指標】
15:30 FRF 非農業部門雇用者・改定値[前期比] 7-9月期
16:00 ZAR 小売売上高[前年同月比] 10月
16:00 DEM 卸売物価指数(WPI)[前月比] 11月
19:00 DEM ZEW景況感調査(期待指数) 12月
19:00 EUR ZEW景況感調査 12月
22:30 CAD 貿易収支 10月
22:30 USD 貿易収支 10月
00:00 USD 卸売在庫[前月比] 10月


今日のトレードポイント


前日の為替相場は、主な米経済指標の予定がなく調整的な取引がメインとなりました。本日も目立った取引材料がないことから方向感に欠く展開になる可能性があるものの、米財政の崖問題や日銀の追加金融金融緩和に進展が見られれば、ドル買いや円売りが強まる相場展開が考えらそうです。また、ユーロも欧州の財政問題では、モンティ伊首相の辞任による政局混乱が後退すれば、投資家のリスク許容度の回復からユーロ買いが優勢になりそうです。


[今日の予想レンジ]
ドル・円 81.50-83.50  ユーロ・円 105.50-107.50  ポンド・円 131.50-133.50


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