2012/10/24 トレイダーズ証券「みんなのFX」

昨日のドル円は、日銀による追加金融緩和への期待感から円売りの地合いを受け80.02円近辺まで上昇しましたが、売り一巡後は79.80円近辺まで小幅に買い戻されました。欧州・NY市場では、スペインの債務不安や米国大手企業決算を嫌気したことからNYダウが200ドル超下落しリスク回避の動きが急速に強まりドル円も一時79.71円近辺まで売られる場面も散見されました。しかしながらドルストレートでのドル買いとクロス円の円買いに挟まれる格好で、大きく値を下げる展開ともならず前日比では0.099円安い79.850円で取引を終えました。

ユーロ円は、日銀の追加緩和期待の流れから東京時間朝方に104.59円近辺まで上昇。その後は、徐々に上昇の勢いも失われ104.15円近辺まで値を下げました。欧州市場では、前日の格付け会社ムーディーズのスペイン5州の格下げや、スペイン現地紙が「同国の2012年の財政赤字が対GDP比7.3%に達し合意済目標である6.3%を達成できない」などの報道がありましたが影響は限定的でした。NY市場では、米国株式の大幅安からドル買い・円買いが強まったことを受けて、103.28円近辺まで大幅に下落する展開となり前日比では0.737円安い103.669円で取引を終えました。

≪2012年10月23日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り32% 買い68%
ユーロ・円  :「ベア」売り57% 買い43%
ユーロ・ドル :「ベア」売り70% 買い30%
英ポンド・円 :「ブル」売り40% 買い60%
豪ドル・円  :「ブル」売り19% 買い81%
NZドル・円  :「ブル」売り41% 買い59%


【今日の主な経済指標】
17:00 ZAR 消費者物価指数(CPI)[前月比] 9月
17:00 ZAR 消費者物価指数(CPI)[前年同月比] 9月
17:00 DEM IFO企業景況感指数 10月
17:00 EUR 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 10月
17:00 EUR サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 10月
20:00 USD MBA住宅ローン申請指数 前週比
23:00 USD 新築住宅販売件数[年率換算件数] 9月
23:00 USD 新築住宅販売件数[前月比] 9月
23:00 USD 住宅価格指数[前月比] 8月
03:15 USD 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
05:00 NZD ニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利

— 今日のトレードポイント —

25日に発表が予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、ドル円相場は様子見ムードが強くなることが予想されます。また、中国でHSBC製造業PMIが発表されます。一部の指標で、経済の持ち直しを期待させる結果が出ていますが今回の結果がそうした思いを強めるか期待を後退させてしまうのか注目が集まります。昨日の海外の株式市場が下落したことから、結果によってはリスク回避の動きが加速されることが想定されますのでポジション管理には注意が必要です。


[今日の予想レンジ]
ドル・円 79.30-80.30  ユーロ・円 102.80-104.60  ポンド・円 126.50-128.50

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