2012/10/11 トレイダーズ証券「みんなのFX」

昨日のドル円は序盤、目立った取引材料のない中、方向感に欠く展開となり78.20円付近を小動きしました。欧州市場では、欧州株式がさえない動きになったものの、フロー主導でリスク選好的な円売りが入り78.359円まで強含む展開になりました。しかし、NY市場に入ると、世界的な景気後退懸念を背景にNYダウが大幅に下落すると、米長期国債利回りが低下したことで、日米金利差縮小を意識したドル売り円買いが持ち込まれ前日比-0.050円の78.180円まで反落し取引を終えました。

東京市場のユーロ円は、前日のNY市場の流れを引き継ぎリスク回避のユーロ売りから100.437円付近まで弱含む展開になりました。ただ、欧州勢参入後は、売り一巡し買い戻しが優勢になると100.85円付近まで持ち直しました。NY市場では、前日に国際通貨基金(IMF)が世界経済の成長見通しを引き下げたことを受けて、スペイン国債に売りが入っていましたが、リスク選好の流れの中で買い戻しが入ったことに伴い、ユーロ円101.160円まで上昇し100.751円(前日比:-0.010)で取引を終えました。


≪2012年10月10日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り13% 買い87%
ユーロ・円  :「ブル」売り48% 買い52%
ユーロ・ドル :「ベア」売り69% 買い31%
英ポンド・円 :「ブル」売り33% 買い67%
豪ドル・円  :「ブル」売り10% 買い90%
NZドル・円  :「ブル」売り43% 買い57%


【今日の主な経済指標】
14:00 JPY 消費者態度指数・一般世帯 9月
15:00 DEM 消費者物価指数(CPI、改定値)[前月比] 9月
15:45 FRF 消費者物価指数(CPI)[前月比] 9月
17:00 EUR 欧州中央銀行(ECB)月報
21:30 CAD 新築住宅価格指数[前月比] 8月
21:30 CAD 貿易収支 8月
21:30 USD 輸入物価指数[前月比] 9月
21:30 USD 輸出物価指数[前月比] 9月
21:30 USD 貿易収支 8月
21:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分



今日のトレードポイント


東京で開催されている国際通貨基金(IMF)と世界銀行の年次総会が開かれているなか、日米欧の7カ国(G7)も開催されます。世界経済の先行き不透明感が強まるなか、打開策を模索する見通しとなっており、具体案が掲示されるか注目したいです。また、本日の米経済指標では新規失業保険申請件数が控えています。このところ米雇用に対する注目度が強まっており、市場予測の37万件から回復するかがカギとなりそうです。仮に予測から悪化した場合には一時的にリスク回避的な動きが強まることが予想されます。ただし、連邦準備理事会(FRB)では追加金融緩和を行うことを決定していることから、値動きは限定的になりそうです。


[今日の予想レンジ]
ドル・円 77.00-79.00  ユーロ・円 99.50-103.00  ポンド・円 124.00-127.00


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