2012/9/28 トレイダーズ証券「みんなのFX」

昨日のドル円は序盤、日経平均が軟調に推移していたことを受けて、ドル売り・円買いが優勢となり77.64円付近まで軟化しました。欧州市場では、上海株式が上昇したことを受けてリスク選好による円売りが優勢となる場面もありましたが、狭いレンジで推移し方向感を欠く展開。その後のNY市場では、スペインの報道が影響しドル買いが先行したが、その後スペイン政府より来年に180億ユーロの財政赤字削減を目指す予算案が発表され、市場も好感しドル売りが強まりました。また、米新規失業保険申請件数が市場の予想より好結果となった一方で、米4-6月期GDP確定値、4-6月期個人消費・確定値、8月耐久財受注、8月中古住宅販売販売保留件数指数が予想を下回りましたが、市場への影響は限定的なもので前日比-0.122円となる77.608円で取引を終えました。

東京市場のユーロ円は、ドル円と同様に日経平均が軟調に推移したことを受けて99.92円付近まで下落しました。欧州市場では、リスク選好的な動きもあり買いが先行しましたが、スペインのカスティーリャ・ラマンチャ州の8億ユーロ支援要請と報じられると状況は一変し反落となりました。NY市場では、スペイン関連の報道で上値の重い動きでしたが、その後スペイン政府が示した改革案が好感されたことで99.64円付近まで下落したのち100.34円付近まで上昇し前日比+0.165円となる100.217円で取引を終えました。


≪2012年9月27日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り 7% 買い93%
ユーロ・円  :「ブル」売り45% 買い55%
ユーロ・ドル :「ベア」売り76% 買い24%
英ポンド・円 :「ブル」売り35% 買い65%
豪ドル・円  :「ブル」売り14% 買い86%
NZドル・円  :「べル」売り54% 買い46%


【今日の主な経済指標】
14:00 JPY 新設住宅着工戸数[前年同月比] 8月
14:30 FRF 国内総生産(GDP、改定値)[前期比] 4-6月期
15:00 ZAR マネーサプライM3[前年同月比] 8月
15:00 DEM 小売売上高指数[前月比] 8月
15:00 DEM 小売売上高指数[前年同月比] 8月
15:45 FRF 卸売物価指数(PPI)[前月比] 8月
15:45 FRF 消費支出[前月比] 8月
16:00 CHF KOF景気先行指数 9月
18:00 EUR 消費者物価指数(HICP、速報値)[前年同月比] 9月
19:00 JPY 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
21:00 ZAR 貿易収支 8月
21:30 CAD 月次国内総生産(GDP)[前月比] 7月
21:30 USD 個人所得[前月比] 8月
21:30 USD 個人消費支出(PCE)[前月比] 8月
21:30 USD 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)[前月比] 8月
22:45 USD シカゴ購買部協会景気指数 9月
22:55 USD ミシガン大学消費者態度指数・確報値 9月



今日のトレードポイント


スペイン政府の発表した経済改革案が好感され、ユーロは買い戻された一方でドルは全体的に弱い動きとなりました。本日も株式市場など他の金融市場も含めた動きに注意が必要です。また、期末の駆け込み的な実需動向にも注意が必要です。


[今日の予想レンジ]
ドル・円 77.50-78.50  ユーロ・円 99.80-101.00  ポンド・円 125.50-126.50



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