2012/9/20 トレイダーズ証券「みんなのFX」

昨日のドル円は序盤、日銀の金融政策決定会合で資産買い入れ等の基金を70兆円規模から80兆円規模に10兆円の増額を決定したことを受けて、円売りが強まり79.216円まで急伸しました。しかし、欧州勢参入後には材料手尽くし感から利食い売りにさらされ上昇幅を縮小する展開に。NY市場に入っても、売りが継続するなか米長期国債利回りが低下したことも重しとなり、78.257円まで下げ幅を拡大し78.340円(前日比:-0.448)で取引を終えました。

東京市場のユーロ円は序盤、日銀の金融政策決定会合を控えて様子見ムードが強まるなか、円買いが優勢となり102.45円付近まで緩やかに軟化しました。午後に入り金融政策決定会合において、10兆円規模の追加緩和策が決定したことで一時的に円売りが強まり103.632円まで急ピッチに上昇。ただ、欧州市場に入ると、円売りが一巡し調整的に値を戻す展開になりました。NY市場では、目立った取引材料がなかったものの、調整的な動きが強まったことで下げ幅を拡大し前日比-0.556円となる102.218円まで反落し取引を終えました。


≪2012年9月19日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り11% 買い89%
ユーロ・円  :「ブル」売り47% 買い53%
ユーロ・ドル :「ベア」売り84% 買い16%
英ポンド・円 :「ブル」売り41% 買い59%
豪ドル・円  :「ブル」売り15% 買い85%
NZドル・円  :「ベア」売り51% 買い49%


【今日の主な経済指標】
13:30 JPY 全産業活動指数[前月比] 7月
14:00 JPY 金融経済月報(基本的見解)
15:00 DEM 生産者物価指数(PPI)[前月比] 8月
15:00 CHF 貿易収支 8月
16:15 CHF 四半期鉱工業生産 [前年同期比] 4-6月期
17:00 EUR 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 9月
17:00 EUR サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 9月
17:30 GBP 小売売上高指数[前月比] 8月
17:30 HKD 消費者物価指数(CPI)[前年比] 8月
21:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
23:00 USD フィラデルフィア連銀製造業景気指数 9月
23:00 USD 景気先行指標総合指数[前月比] 8月
23:00 EUR 消費者信頼感(速報値) 9月



今日のトレードポイント


日銀は金融政策決定会合において、資産買い入れ等の基金を70兆円規模から80兆円規模に10兆円の増額を決定したことを受けて、一時的に円売りが強まったものの、イベントを終えて手仕舞いから調整的な動きが強まりました。米国のQE3に比べて本邦の追加金融緩和が弱いと一部では見られており、ドル売りが加速するかもしれません。また、本日は複数の米経済指標を控えており、景気後退が懸念されているなか市場予想から悪化した場合には、リスク回避的な円買いが入り下げ足が速まるため注意したいです。


[今日の予想レンジ]
ドル・円 77.50-79.50  ユーロ・円 101.00-103.50  ポンド・円 126.00-128.50



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