2012/8/31 トレイダーズ証券「みんなのFX」

昨日のドル円は序盤、日経平均や主要アジア株式が軒並み軟調に推移したことを受けて、リスク回避の円買いから78.60円付近まで軟化しました。欧米市場では、新規取引材料が乏しかったことから、方向感に欠く展開となっていたものの、米新規失業保険申請件数が37.4万件と市場予想の37.0万件から悪化したこと受けて、リスク回避の円買いが再び強まり78.498円まで下押しに。ただ引けにかけて、米長期金利の利回りが低下幅を縮小する動きに伴って、円の売り戻しが入り前日比-0.116円となる78.596円で取引を終えました。

東京市場のユーロ円は、中国の温家宝首相は独メルケル首相と北京で会談し「債務危機の影響に苦しむ欧州連合(EU)の国債を買い増す用意がある」と表明したことから、一時的にユーロ買いが強まり98.784円まで上昇しました。欧米市場では、NYダウが100ドル超の下落するなか、弱い米経済指標を受けてリスク回避の円買いユーロ売りから98.033円まで急ピッチに下落しました。引けにかけて、ポジション調整目的のユーロに買い戻しが散発的に入り前日比-0.332円となる98.273円まで小幅に戻して取引を終えました。


≪2012年8月30日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り13% 買い87%
ユーロ・円  :「ブル」売り43% 買い57%
ユーロ・ドル :「ベア」売り71% 買い29%
英ポンド・円 :「ブル」売り35% 買い65%
豪ドル・円  :「ブル」売り13% 買い87%
NZドル・円  :「ブル」売り27% 買い73%


【今日の主な経済指標】
14:00 JPY 新設住宅着工戸数[前年同月比] 7月
15:00 DEM 小売売上高指数[前月比] 7月
15:00 DEM 小売売上高指数[前年同月比] 7月
15:00 GBP ネーションワイド住宅価格[前月比] 8月
18:00 EUR 消費者物価指数(HICP、速報値)[前年同月比] 8月
18:00 EUR 失業率 7月
19:00 JPY 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
21:00 ZAR 貿易収支 7月
21:30 CAD 月次国内総生産(GDP)[前月比] 6月
21:30 CAD 四半期国内総生産(GDP)[前期比年率] 4-6月期
22:45 USD シカゴ購買部協会景気指数 8月
22:55 USD ミシガン大学消費者態度指数・確報値 8月
23:00 USD 製造業新規受注[前月比] 7月



今日のトレードポイント


本日ワイオミング州ジャクソンホールで行われるバーナンキEFB議長の講演において、重大な政策発表が行われるのではとの見方から、市場関係者の中で注目を集めています。前回のFOMCの議事録で早期での追加金融緩和について、多数のメンバーが判断したとの内容が明らかになっており、前回実施を表明した同じ場所での講演だけに期待感が高まっています。しかし、米ゴールドマン・サックスのチーフエコノミストのジャン・ハッジアス氏は「金融政策の短期的な戦略について、先週発表されたFOMCでの議事録よりも、さらに詳しく語られることはないだろう」との見解を示していることから、発言内容の見極めが重要になりそうです。


[今日の予想レンジ]
ドル・円 77.00-80.50  ユーロ・円 97.00-100.00  ポンド・円 122.50-126.50



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