2012/8/3 トレイダーズ証券「みんなのFX」

昨日のドル円は序盤、前日のNY市場でFOMC後にドル売りの流れが一服し利益確定の売りが散発的に入ってきていたものの、安住財務相が「円の水準、IMFの見方は日本政府と同じ」との発言をきっかけに円売りが強まり一時78.538円まで上昇しました。しかし欧州市場に入ると、本邦輸出勢の売りに押されたほか、米長期国債利回りの低下も重しとなり78.20円付近まで下落。NY市場では、ECB理事会後にドラギECB総裁が会見で「ECBは債券市場で市場介入を実施する可能性がある」と発言したことを受けて、対ユーロでのドル買いに支えられ、ドル円は堅調に推移し前日比-0.232円となる78.218円で取引を終えました。

東京市場のユーロ円は、安住財務相の発言を受けて円売りが優勢になり96.165円付近まで堅調に推移しました。欧米市場では、欧州株式の株高やスペインの国債入札が順調に消化されたことがプラス材料となり一時96.979円まで上昇したものの、ドラギECB総裁の会見でユーロ圏の債務危機に対して具体策を明示されなかったことが嫌気され95.15円付近まで急落。その後もNY株式が下げ幅を拡大するなどリスク回避の動きが強まり94.925円まで下押しし95.242円(前日比:-0.662)で取引を終えました。

≪2012年8月3日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り12% 買い88%
ユーロ・円  :「ブル」売り19% 買い81%
ユーロ・ドル :「ブル」売り42% 買い58%
英ポンド・円 :「ブル」売り16% 買い84%
豪ドル・円  :「ブル」売り21% 買い79%
NZドル・円  :「ブル」売り37% 買い63%

【今日の主な経済指標】
17:00 EUR サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 7月
17:30 GBP サービス部門購買担当者景気指数(PMI) 7月
18:00 EUR 小売売上高[前月比] 6月
18:00 EUR 小売売上高[前年同月比] 6月
21:30 USD 非農業部門雇用者数変化[前月比] 7月
21:30 USD 失業率 7月
23:00 USD ISM非製造業景況指数(総合) 7月


今日のトレードポイント


本日の日本時間21時30分に米雇用統計の発表があります。非農業部門雇用者数変化の市場予想は10.0万人と前回の8.0万人から上回っているほか、失業率は8.2%と予想と前回値が同一になっています。1日に発表されたADP雇用統計では16.3万人と市場予想の12.0万人から大幅に上回っており雇用環境の改善が期待されそうです。ただし、依然として高い失業率が重しとなる可能性があり上値は限定的になるかもしれません。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 77.00-79.50  ユーロ・円 94.50-97.00  ポンド・円 120.50-123.00


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