2012/7/20 トレイダーズ証券「みんなのFX」

昨日のドル円は序盤、米長期金利の低下を受けて日米金利差縮小を意識したドル売り円買いが海外勢を中心に入り78.50円付近まで下落しました。欧州市場では、スペイン国債の入札で応札倍率が低下したことが嫌気され、対ユーロでのユーロ売りドル買いが強まりドル円は78.65円付近まで小幅に強含みました。NY市場では、新規失業保険申請件数が38.6万件と市場予想の36.5万件から悪化したことから、リスク回避の動きが強まり一時78.432円まで急落。ただ、その後にショイブレ独財務相が「スペインはEFSFやESMを通じた融資資金を支払う義務がある」と見解を示したことを受けて、再び対ユーロでのドル買いが強まりドル円は78.707円まで反発し78.581円(前日比:-0.205円)で取引を終えました。

ユーロ円は序盤、目立った取引材料のないなか、海外勢からのまとまった円買いに押され96.40円付近まで軟化しました。欧州市場では、スペイン国債の入札が順調に消化しなかったことから欧州の債務危機が意識されて荒い値動きになりました。ただ、NY市場に入るとショイブレ独財務相が「スペインはEFSFやESMを通じた融資資金を支払う義務がある」と発言したことを受けて、ユーロ売りが優勢に。一時96.130円まで下落するなど弱含んだ展開になったものの、売りが一巡すると短期筋からのショートカバーが散発的に入り前日比-0.286円となる96.472円まで持ち直して取引を終えました。

≪2012年7月18日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り11% 買い89%
ユーロ・円  :「ブル」売り12% 買い88%
ユーロ・ドル :「ブル」売り48% 買い52%
英ポンド・円 :「ブル」売り30% 買い70%
豪ドル・円  :「ブル」売り23% 買い77%
NZドル・円  :「ブル」売り32% 買い68%

【今日の主な経済指標】
15:00 DEM ☆ 生産者物価指数(PPI)[前月比] 6月
21:30 CAD ★ 消費者物価指数(CPI)[前月比] 6月
21:30 CAD ★ 消費者物価指数(CPI)[前年同月比] 6月
21:30 CAD ★ 消費者物価指数(CPIコア)[前月比] 6月
21:30 CAD ★ 消費者物価指数(CPIコア)[前年同月比] 6月


今日のトレードポイント


前日の米新規失業保険申請件数は市場予想から悪化するなど、バーナンキFRB議長が懸念した通りの結果になりました。米雇用環境の悪化は追加金融緩和策を促すとの期待感もあり、リスク回避の動きが急に反転する可能性も低くないことが考えられるためポジションの偏りには注意しておきたいです。一方、欧州ではスペインの国債入札が順調に消化されなかったことが嫌気されリスク回避の動きが強まりました。引き続き欧州各国の国債利回り動向に伴うリスク許容度の変化には注視しておきたいです。


[今日の予想レンジ]
ドル・円 77.50-79.50  ユーロ・円 95.50-98.00  ポンド・円 122.50-125.00



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