「わずかな資金を爆発的に増やす」というFX投資の魅力を体現しているトレーダー・具っさん。しかし、月に数千万円を稼ぎ出すこともあるトレードの裏側では、巨額の含み損を抱えることも…。
具っさんが含み損地獄にハマッたトレード履歴と、実践で使えるテクニカル分析を専門家に直撃した対談を公開!




月に数千万円稼ぐ投資家があわやロスカットの危機!


80万円の元手を今年2月から4月までの、わずか48営業日で1億円にした最速「億」トレーダーの具っさん。8月には月間利益5000万円を突破するなど、その後も順調に資産を増やしていた。

しかし、11月上旬に取材依頼をしたところ、「この1週間、まったくトレードをしてないんですけど、それでもいいですか?」との返答が……。トレード中は数日間、寝ないことも珍しくないほどトレードしていた具っさんに何があったのか!? 取材班は早速、具っさんの自宅へ急行! すると、いつもは超パワフルな具っさんが、この日はどうも元気がない様子。

「いやぁ、これまで見たことがない金額の含み損を見て、今年の利益を全部吹っ飛ばして破産するんじゃないかという恐怖を味わって……怖くなって、1週間トレードしないって決めたんです」


80万円⇒1億円の具っさん流トレードとは?


ここで、前号で紹介した具っさん流トレードを簡単に振り返ろう。
まず、具っさんがトレードする通貨ペアはほぼドル円のみ。これは「ドル円はほかの通貨と違って、同じ価格を何度も行ったり来たりするから、ポンド円などとは違って、ポジションを持った位置が悪くても助かる可能性が高いから」。
トレードのタイミングは「上がると思ったら買う。下がると思ったら売る」。チャートにボリジャーバンドと自分で引いたトレンドラインしか表示させていないので、明確なエントリーポイントはない。

「一番大切なのは相場の雰囲気。上値が重そうだなぁと思ったら下がるし、5分足で陰線が7〜8本も出たら、少しくらいリバウンドする。その代わり、急落して死屍累々が出るところまで待って買う」

そしてもっとも重要なのが、レバレッジと資金管理。今年2〜4月頃は「50銭下がったら全力」で買っていたが、最近は資金2000万円の口座で、最初は100枚(レバレッジ約5倍相当)。そこから「天井や底を摑めるとは思っていない」から買い増しもする。

「重要な指標があれば5円、何もなければ2円が目安。そこからさらに50銭動いても大丈夫なポジションを作るようにしています。そして、利益の半分は毎日必ず出金。何度も強制決済されたけど、何度も再挑戦できたから1億円まで増やせたんですよ」
という資金管理がキモ、だったはずなのだが……。



具っさん
福島出身の33歳。'06年株投資を始め、一昨年FXに転身。
昨年2月〜5月の48営業日で80万円を1億円にした"億"トレーダー。
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