売買シグナルサービスの中でも最もオーソドックスなのが、売買サイン型。投資家がよく使うテクニカル指標を厳選し、その有効性を検証、表示したものだ。

5分足や1時間足、日足、週足などのチャート別に、各指標が「買い」と「売り」どちらのサインを示しているかをわかりやすく表示。「短期的には買い傾向だが、長期的には売り傾向」など、相場動向がひと目でわかるようになっている。「誰にでもわかりやすいのが特徴。会社によってはシグナルの勝率ランキングが表示されたり、そのシグナルの過去の成績を見たりでき、便利な機能ですね」(西村氏)

売買サイン型サービスの元祖は、NTTスマートトレードの「シグナルマップ」だ。顔マークで各チャート、各テクニカルのトレンド傾向を表示。ひまわり証券やセントラル短資FXなども同じ提供元のサービスを採用している。

最近では、EMCOM証券の「多機能チャート」やマネーパートナーズの「ハイパースピード」などチャートに連動させた売買サイン型も増えている。

一見、横並びに思える売買サインの中で、羊飼い氏が「機能が充実している」というのがセントラル短資FXの「FXライブ!」だ。
「売買シグナルが出るとメールで通知してくれるのは、このタイプだとセントラル短資FXだけ。自分が取引している通貨の好きなシグナルを選び、通知させることができるので便利ですね」(羊飼い氏)

期間損益別、勝率別でシグナルを選ぶこともできるが、必ず勝てるというわけではない。
「それまで調子がよくても、いきなりダメになったりしますからね。例えば、ランキング上位のシグナルでも、過去の成績を検証。安定的な勝率をキープしているものを探すことが大切です」(西村氏)

例えば、ドル円の1時間足でボリンジャーバンドのシグナル勝率が24時間では90%と高確率でも、1か月間でみると32%に低下することもある。一つのシグナルで判断して取引するのは禁物だ。




■西村貴郁
ウェストビレッジインベストメント代表。
自動売買用システムの開発や売買シグナルの配信を手がけるシストレの専門家。http://www.wvi.jp/




■FX専業トレーダーの羊飼い氏。
運営する『羊飼いのFXブログ』では相場ノートやFX会社分析を公開。
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