多様な通貨を調理して月20%を稼ぎ出す 至高のFXレシピ!



最高の調味料は飢えと渇き――。そう喝破したのは古代ローマの政治家・キケロだった。FXにおいて、最高の手法とはおカネへの渇望なのかもしれない。「株もダメ、日経225先物もダメ。’08年頃にはFXで円安の波に乗ろうと思ったらそれもダメ。合計数百万円を失いました……」

そう述懐するのは為替料理人氏。

この男、その名の通りの包丁人。高校を中退後、料理人の道へ足を踏み入れ、包丁一本でホテルやレストランなどを渡り歩いてきた。「最後は割烹で働いていました。その傍ら、FXを再開して18か月連続で勝てた。これならFXで食べていけると、調理師をやめて専業になる決心をしたんです。月ベースでマイナスとなったのは3回だけ。平均すると月10〜20%、月1000pipsほどの利益になっています」

気になる、その手法とは?

「豪ドルや南アランドを買って円を売るだけで儲かった時期がありました。でも、それを単独でやると、円高のときにやられてしまう。昔の僕のようにね。でも、南アランド/円を買うと同時に、カナダドル/円を売るんです」

一体、何のために? そう円高という強火がFX口座を焦がさないようにするためだ。

「クロス円(円の絡んだ通貨ペア)の値動きはどれも似てきます。だから相手通貨は違っても、円を買うと同時に売っておけば、円高のリスクを回避できるんです」

もし南アランド/円を買っていて10%の円高になっても、同時に同量のカナダドル/円を売っていっていれば、相殺されて円高の影響はゼロになるというわけだ。

「しかも、スワップは南アランドの買いでもらえる分のほうが、カナダドルの売りスワップよりも多い。差し引きでプラスになります」

これが為替料理人氏のFXレシピの基礎中の基礎。目玉焼き程度だ。丹精込めた究極料理を作るにはさらなる工夫が必要となる。

まずは素材探しから。米ドル/円やユーロ/米ドルといった定番の素材はもちろんのこと、ポーランドズロチやスウェーデンクローナ、人民元といった珍味も扱っていく。

「とりあえず素材をすべて並べてみて『今、何が旬か』を判断するんです。そのために使うのが、このグラフです」

と見せてくれたのが右のグラフ。各通貨ペアの騰落率を、3か月前を0として視覚化したものだ。「これを見れば『3か月前と比べて今、どの通貨が高すぎるのか、安すぎるのか』が一目瞭然ですよね。安すぎる通貨ペアを買って、高すぎる通貨ペアを売るわけです」

通貨によってはマイナス5%、6%と落ちるものもあれば、逆にプラス10%も上昇しているものもある。こうした騰落率を日々チェック。高すぎの通貨を売って、安すぎの通貨を買って、行きすぎが是正されると予測する。

「ただ通貨ペアを単体で考えるのではなく、南アランド/円が安すぎで買うのであれば、同時に円買い取引も行って円高に備えるのは先に述べた通り。さらに複数の通貨ペアの取引を組み合わせて、リスクを小さくしておくんです」

例えば、資金の50%を使って南アランド/円を買ったら、スイスフラン/円とカナダドル/円を25%ずつ売る。馴れてきたら、上図のように、ドルストレートなどの "調味料" も加えていく。「全体のスワップがマイナスにならないよう、計算するのが肝心。だから、豪ドルや南アランドといった高金利通貨は騰落率がプラスになっていても売りたくない通貨ですね。また人民元はスワップが乱高下しやすいんですが、売買比率を見ていると、実は傾向がわかるので(下図参照)、その都度売りか買いかを判断します」

買いたい通貨・売りたい通貨は前ページの図を参考に。

「マイナス5%まで落ちていて買いエントリーした通貨が、さらにマイナス7%、10%と下げていくこともある。そのときはナンピン。こうした行きすぎはいつか必ず是正されますから」





為替料理人さん

ブログでは至高のFXレシピを基に組み上げた為替料理人氏の最新ポートフォリオが公開されている。調理されたオリジナルのひと皿のレシピは参考になる。
単純そうだが、各通貨の方向性や連動性、スワップ、売りと買いの比率など考慮すべき点は多い。数週間、デモで修行してから包丁を握れば、時間のない人でも月10%超の利益が狙えるはずだ
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