緻密な情報分析とお手製釘バットスイングで資産は3億円超え!!



「投資だけで生計を立てるって『どうなの?』と思って、独立して店を出したのが2年前。子供にはやっぱり働いている姿を見せたいからさ」

そう話すのはヤンキーFX理容師の山田広武氏(仮名)。「昔やんちゃしていた」と思えない好青年ぶりに戸惑うが、驚くのはその資産。実に3億円超にも上る!

「最近はそんなにトレードしてないけど、相場は見ている。61円台で仕込んだ豪ドルがスワップを稼いでくれているし、FXは年金みたいなもん。もう少し相場が動いてきたら、またやろうかな」






「ファンダと好相性」なRSIでユーロ/円の底打ちを見事的中!



余生の風情さえ漂わせるが、相場観は現役バリバリ。先日もユーロ/円の底を的中させたばかりだ。

「96円台で反転する直前、大きく下げてきてRSIが30を割る。そのあと、30を割ったまま横ばいに推移していったから、反転は近いだろうって」

この言葉通り、2月のユーロ/円は96円台で反転。110円台を目指して上昇したのである。

「でも、トレードの基本は情報。前回の’08年米国大統領選挙のときも結果次第で為替が動くってわかっていたから、若いのをアメリカに行かせたんだよ。もちろんアシ代を持たせてさ。で、現地から生の情報をあげさせた」

情報重視で150万円を3億円まで増やした山田氏。元ヤンキーという肩書きとは裏腹に学究肌の一面も持ち合わせている。

「一見、関係なさそうな情報が為替に影響を与えたりする。例えば『南アフリカの電力不足でプラチナの生産が滞っている』というニュース。南アフリカには大量のユーロ資本が入っているから、これがユーロ安の原因になったりね」

こうした情報、今ではインターネットで手に入る――ようにも思えるのだが。

「情報分析が得意な人ならインターネットでいいんだろうけど、そうじゃない人はプロを使ったほうが効率はいい。だからオレは対面営業の証券会社も使って、情報を入手しているよ」

情報分析と「ファンダメンタルズと相性が抜群」というRSIが主武器だが、山田氏にはもうひとつ、お手製の武器がある。まさか釘バット……?

「手書きのチャートだよ。経済指標の発表直後とか、大きく動くとき値動きを見ながら逐一、紙に点を打っていくんだよ。で、相場が落ち着いたときに点を線で結ぶ。それを繰り返していると値動きが読めるようになる」

手書きチャートはプロも推奨するFX上達への常道。出自こそ異端だが、やり方は基本に忠実だ!




ヤンキーFX理容師 山田広武さん(仮名)

普段は理容師として堅気の世界に生きつつも、タダ者ではないオーラを醸す山田氏。3億円の資産の一部はグローバルな投資で運用中