医療費が戻ってくるのを知らず払いすぎていたり、補助金が受けられる制度があるのに使っていなかったり、タダで使える公共施設を上手に活用していなかったりと、知らずに損していることは案外多い。そこで、6/12発売の週刊SPA!「知らないと損する情報20連発」では、各業界関係者が知っていた『知らないと損する情報』を特集。年間損失総額は119万円という試算が出たが、ここではその一つ、「株主優待」を紹介する。

株主優待情報に精通する個人投資家兼ブロガーのかすみちゃん(http://blog.livedoor.jp/setuyaku999/)に聞いた。

「日本マクドナルドHDや吉野家、ビックカメラあたりは、それぞれ割引券などがもらえて、内容も豪華。しかも、人気があるからオークションで高く売ることも可能です。優待好きの投資家なら、みんな保有していますよ」

東建コーポレーションやサムティという会社の優待も人気が高いという。が、これはまだ序の口で、実はさらにお得なやり方があるという。「それが、単元未満株で優待をもらう方法」だ。

通常、株式は銘柄ごとに「単元株」が定まっている。たとえばホンダなら100株、三菱マテリアルなら1000株といった具合だ。しかし、証券会社では、どの銘柄も単元未満の1株から投資できるサービス(「プチ株」「S株」など名称が異なる)を実施している。これだと、ものによってはわずか100円以下の投資で株主優待を受け取ることができるのだ!

「株主優待は単元株以上保有していないと基本的には受けられないのですが、なかには単元未満株でも優待をくれる太っ腹な企業も。三菱マテリアルは1株200円前後ですが、それだけで宝飾品の展示販売会の3%割引券とアクセサリーがもらえます。1株2500円前後で買えるホンダはカレンダーがもらえるほか、工場見学が抽選で当たれば、キーホルダーのお土産もある。非売品なので、オークションでも人気です。単元未満の優待株投資は少額で済むのに確実なリターンがあり、買わない手はないですよ」(かすみちゃん)

ホンダ,株主優待

ホンダの工場見学でかすみちゃんが実際にもらったという、マニア垂涎(?)のキーホルダー。そのほか、鈴鹿サーキットなどの優待券ももらえる


<取材・文/週刊SPA!編集部>