2012/7/2 トレイダーズ証券「みんなのFX」

金曜日のドル円は序盤、ファンロンパイEU大統領が欧州安定メカニズム(ESM)による銀行への直接的な資本注入について言及したことが好感され、ユーロ円が急騰しつれる形でドル円は79.75円付近まで上昇。しかし、欧州市場に入ると買いが一服し短期筋から利益確定の売りが入り79.35円付近まで反落しました。NY市場では、欧州首脳会議で銀行に対する直接的な資本注入について合意に至ったことを受けて、リスク選好の円売りから79.986円まで上昇し、79.843円(前日比:+0.397円)で取引を終えました。

ユーロ円は、東京市場でファンロンパイEU大統領の発言を受けて、リスク回避の巻き戻しから100.25円付近まで急騰しました。欧州市場では、欧州首脳会議の動向を見極めたいとして積極的な取引が控えられたことで、方向感に欠く展開に。NY市場に入ると、欧州首脳会議で欧州安定メカニズム(ESM)が銀行に直接資本注入を行うことが可能になったことが好感されたほか、ロンドンフィキシングに絡んだ円売りも入り一時101.391円まで強含み101.056円(前日比:+2.212)で取引を終えました。

≪2012年6月29日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り21% 買い79%
ユーロ・円  :「ブル」売り51% 買い49%
ユーロ・ドル :「ベア」売り72% 買い28%
英ポンド・円 :「ブル」売り36% 買い64%
豪ドル・円  :「ブル」売り25% 買い75%
NZドル・円  :「スクウェア」売り50% 買い50%

【今日の主な経済指標】
16:15 CHF 実質小売売上高[前年同月比] 5月
16:30 CHF SVME購買部協会景気指数 6月
17:00 EUR 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 6月
17:30 GBP 製造業購買担当者景気指数(PMI) 6月
18:00 EUR 失業率 5月
23:00 USD 建設支出[前月比] 5月
23:00 USD ISM製造業景況指数 6月


今日のトレードポイント


欧州首脳会議では、欧州安定メカニズム(ESM)が銀行に直接的に資本注入が可能になったものの、どのような形で運用されるのか示されていないことから、今回の急速なリスク回避の巻き戻しの動きは一時的になりそうです。また、独メルケル首相はユーロ共同債について引き続き反対の姿勢を取っていることもユーロの足かせになりそうです。一方、ドル円は日銀短観の結果が注目されそうです。欧米の景気減速懸念が強まっていることから、仮に市場予想よりも悪化した場合には追加金融緩和期待が高まり円売り地合いになるかもしれません。


[今日の予想レンジ]
ドル・円 79.00-81.50  ユーロ・円 100.00-102.00  ポンド・円 123.50-126.50



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