【自動売買編1】

過去のチャートを1本ずつ動かして表示する検証機能も!



「FXで大切なのは検証。自動売買であれ、裁量取引であれ」というのは津島氏やSeeya氏をはじめ、FXトレーダーの多くが口を揃えるところ。検証=バックテストの必要性は今さら論じるまでもない。「わかってるけど、どうせプログラミングが必要なんでしょ?」と愚痴りたくなる人もいるだろうが、そんな人にこそ使ってほしいのがMT4。確かに、きちんとしたバックテストにはプログラミングが必要だが、過去のローソク足の動きを見ながら「ここで買って」「ここで決済」と手動で確認するカンタンな検証なら、すぐにでもできてしまうのだ。

まずは「表示」から「ストラテジーテスター」のウィンドウを出してみよう。これは本来、自動売買用のEAを検証する画面だが、過去のローソク足を1本ずつ表示させていくことができるから、検証に便利なのだ。

設定方法だが、まず一番上のEAを選択するところでは、デフォルトでMACDと移動平均線のサンプルが入っているのでどちらかを選んでみよう。次に見たい通貨ペアを選び、その下の「モデル」は「Control points〜」と書かれたものを選択する。「期間」ではチャートの時間軸を選べるので好きなものを選び、「Visual mode」にチェックを入れる。

最後に画面の上にある「Expert Advisors」と書かれたボタンをクリックして、緑色の表示に変わったのを確認しておこう。ここまできたら、あとはテスターのウィンドウでスタートボタンを押すだけ。

新しいウィンドウが開き、チャートが勝手に動き出すはずだ。一時停止やチャートが動く速度を変えたり、定型チャートの呼び出しやローソク足への変更、ラインを引いたり消したり、注文したりもできるので、検証にはもってこい! なお、手に入れたEAを検証する際は、ハードディスク上のMT4ファイルを開いて表示される「tester」のフォルダにEAを保存すること。あとは同じ手順で検証することが可能だ。

「バックテストした数だけ、トレードは上達する」とは、あるトレーダーの言葉。せっかくMT4には便利な機能が備わっているのだから使いこなそう!



津島朋憲 氏

日本を代表するシステムトレーダーもMT4を利用。著書に『津島式システムトレードFXで自動的に儲かる仕組み』(小社刊)など多数


Seeya 氏

FXトレーダー。MT4のインジケーターを駆使した裁量手法「D.A.T Method」が人気。FXブログ界屈指のMT4使いとして名を馳せる。
(http://dayaftertrade.blog45.fc2.com/)


モグりっち 氏

ファンドマネジャー。「三度の飯よりFX好き」な相場狂い。独自に編み出した"パラレンジャー手法"が人気。プライベートでEA開発も行う
(http://ameblo.jp/mogrich-pa/)