レバ規制後の流れを見越しスウィング転向も



レバ規制はFX会社の経営にも悪影響を与える。そうなれば、今のような世界的に見ても低水準なスプレッドを維持できなくなる可能性もあるという懸念だ。

「なので、将来的にはスウィングトレード中心のスタイルに切り替えたい。今は5枚程度でやり始めたところ(本誌35ページ右下図)。ただ、スウィングもスキャル同様に、『損切りありき』。今はどこに損切りをおくべきで、どのくらいの利益を確定の目安にすべきか検証中です。僕の強みである『守りの堅さ』を活かしつつ勝率を上げていきたいです」

苦節4年を経て成功したモモタ氏。最も見習うべきは、その己を信じる意思の固さかも。



FXの利益で世界一周の旅。旅先では無謀なトレードも。



「FXは生活費が稼げればOK」とも話すモモタ氏。利益が2600万円に達した際には、「あるうちに使っておこう」と世界一周旅行に旅立った。かかった費用はトータル1000万円以上。なんとも羨ましい……。

「ロンドンからフランス、ドイツを回り、南下してアフリカへ。その後は南米に入り、さらに南極まで行きましたよ」

ただ、FXトレーダーの性なのか、旅先でもしっかりトレードはしていたという。

「南米からスペインに戻り、そこで久々にトレードを再開して、100万円くらい勝ちました。その時は宿泊先のフリー回線を使っていたんですが、スキャルができる国ってなかなかないんですよ。通信環境の悪い南米やアフリカでは無理だし、イギリスでもポジションを持っているときにネット接続が途切れて、パニックになりましたから。だから怖くて、ずっと小さいロット数でやっていましたね」

ただ、それでも道中で稼いでは旅費の足しにしていたという。

「次は下調べして、〝FX世界旅行〟に行ってみたいですね(笑)」この日、日銀介入では初動で1ユーロ110円台から112円まで上昇。その後もじわじわと上げていき、夕方には114円手前まで達していた。

「16時過ぎから取引を始めましたが、最初は負けが続きました。取引を始めてからの1時間で48万円まで損失が膨らんで……」

114円の壁に跳ね返されるものの、勢いよく落ちもせずにジリジリした展開が続き、モモタ氏の収支も悪化する一方。しかし、モモタ氏の武器は諦めの悪さだ。ショート中心の戦略はブレない。

「17時半ころから落ち始めたので、48万円の損失が18時の時点では60万円のプラスに変わっていました。ただ繰り返しショートしていただけです。この日はトータルで100万円近く勝てたので、結果的に1日の利益率としては過去最高になりましたね」

この30分でユーロ円は1円の下落、そんな相場では「ローソク足がサポートを勢いよく割るたびにショートで勝てる」と話す。

「取引は100枚単位です。そのくらいだと大きくスベることなく、狙ったレートから0・5pips世界一周旅行では「あんまり豪華な宿泊施設には泊まらなかった」というモモタ氏だが、「へんぴな所ばかり選んで行ったせいか、渡航費で1000万円以上になっちゃいました」と笑う







モモタさん


【技】モモタ式スキャル


東京時間に相場を観察。スプレッドが安定する時間帯で、なおかつ0.5銭程度のスプで取引できる米ドル円を狙う。特徴はレンジをざっくりと捉え、取引が多い価格帯での反発も狙うこと。レンジ幅の目安は5pips以上。
http://blog.livedoor.jp/million_trader/