有名FPが「自腹で買った/避けた」

アクティブ投信はこれだ!




欧米での経済不安のあおりやインフレ懸念から、今年8月初旬の6日間で15・6%も下落した新興国株式市場(MSCI新興国株価指数より)。どん底の状況だが、この円高も手伝い、今は新興国株のまたとない安値買いのチャンスとも言えるのだ。

ファンドには、市場の平均的な収益率を得る「インデックス型」と、ファンドマネジャーが銘柄をセレクトする「アクティブ型」がある。アクティブ投信でインデックス型より大きな利益を挙げられるかどうかは、投資家の目利き次第。そこで今回は、数あるなかでも、本当に実力派のアクティブファンドの選び方を紹介しよう!




玉石混合のアクティブ投信、プロが自腹買いした基準とは?



'04年ごろから世界的な株価上昇という追い風で巻き起こった新興国投資ブーム。しかし、’07年以降の世界的な金融危機で、株価下落&円高のダブルパンチに苦しんだ投資家も多いはず。しかし今、歴史的な円高を背景に、新興国投資のチャンスが訪れている!

「アメリカや欧州の国々は金融危機の余波を受けたソブリンリスク(国家に対する信用リスク)が解決せず、いまだに不安定な状況ですが、むしろ新興国のバランスシートはキレイ。もちろん、市場規模が小さい新興国の株式市場は先進国の株価下落に引きずられるリスクもありますが、現在のように世界的なリセッションが懸念されている時期ほど、将来的に成長が期待できる新興国に積み立て投資を始めるチャンスだと思います」

そう語るのは雑誌や新聞で人気のファイナンシャルプランナー・深野康彦氏。そして「本当ならば、ドン!と大きく下がった時期に新興国ファンドを買えればいいのですが、資金がなかったり、値動きが激しく下落に耐えられないことがほとんど。そう考えると、今が積み立て投資をしながら世界経済の回復を待ついい時期ではないでしょうか」と言うのは、マネーライターとして活躍する傍ら、中国株投資などで数千万円の利益を上げた犬山香子氏(仮名)だ。

この専門家2人に共通しているのは、一般的にはコストが高いと敬遠されがちな新興国のアクティブファンドに投資している点だ。




深野泰彦 氏

ファイナンシャルリサーチ代表。ファイナンシャルプランナーとして新聞やマネー誌、講演などで幅広く活躍。豊富な情報量と市場分析で個人投資家の高い信頼を得ている。自らも新興国やFXなど、アグレッシブな投資を実践中。


犬山香子 氏

ファイナンシャルプランナーの資格を持つマネーライター。マネー誌や経済誌、書籍などで原稿を執筆。いち早く中国株の可能性に気づき、’01年から中国株投資を開始。数千万円の利益を上げて、現金でマンションを購入した経験も。