2万円を2か月で70万円にしたも猛者も。

ポストFXの2大勢力がアツすぎる!




レバレッジ規制もありFXブームも落ち着きつつある今、注目なのがバイナリーオプションとeワラント。基本的な考え方は、ともに基準相場より上か下かを予想するというシンプルさ。
レバが利きつつも、エントリー時点で損失額がわかるという安心感も加わり、FXからの転向者も続々。初心者から投資上級者までを満足させる、BO&eワラを徹底紹介!




上か下かの二者択一!バイナリーオプション

「ある時点のレートが、基準点より上か下かを予想する」シンプルさ故、戦略も多彩に立てられる。その資金効率の高さは超魅力!



「FXではなかなか勝てなかったけど、コレなら勝てた!」「バイナリーオプションで資金が2倍なりー!」

個人投資家からそんな声が聞こえてくるのが、為替を対象にしたバイナリーオプション(BO)だ。オプション自体は昔からある商品だが、従来のオプションよりもグッと敷居が低くなり、
初心者でも始めやすくなっている。

「IGマーケッツ証券がBOを導入したのが2009年です。弊社のBOは日経225や原油、金などの銘柄も取り扱っていますが、やはり人気があるのは為替ですね。BOは仕組みがわかりやすいと評判で、他社の参入もあって注目を集めています」

そう教えてくれたのは、日本で初めてBOを導入し、ブームを牽引するIGマーケッツ証券の水野浩一郎氏だ。その「わかりやすい」仕組みというのは、「『判定時刻に、ある価格より上か下か』を予想するだけ」という点にある。



多彩な取引方法。自分に合ったBOを探せ



取引方法は大きく3タイプ。もっともシンプルなのが、上か下かを予想するだけの「完全二択型」。このタイプは判定時刻に円安になっているか、円高になっているかを選ぶだけ。的中すれば投資したお金が約2倍となり、外れればゼロになる。

この変形が「レート選択型」だ。完全二択型では基準となるレートからの上下だけを予想するが、レート選択型はいくつかの選択肢から自分で選ぶことができる。

例えば、現時点で1ドル77円だけど、「判定時刻には1ドル77円20銭に到達するだろう」と予想したら、「77円20銭以上」のBOを購入するといった感じ。このタイプだと、成立する可能性の低い遠くのレートのBOほど的中したときのリターンは大きく、逆に近くのレートは、当たる可能性は高まるが、リターンは2倍程度やそれ以下となる。

この「完全二択型」と「レート選択型」は「判定時刻時点」でのレートを予想するわけだが、ちょ
っと違うのが「ワンタッチ型」。これは「判定時刻までに」自分が選んだレートに一度でも達すればOKというもの。

さらに細かくみれば、判定時刻前に売却し、利益確定や損切りができるBOがあれば、円高方向、円安方向、両方にポジションを取れるものもある。

現在、BOを扱っているのは5社だが、各社各商品、バラエティに溢れていて、自分の性格や投資スタイルに合ったものを選べるのも魅力なのだ。


荒れた相場でも凪相場でも便利!



BOの魅力は、小幅な値動きの相場でも大きな利益を得るチャンスがあること。FXだと10銭、20銭程度の値動きだと大きな利益は期待できないが、BOでは単純な二択で倍の利益を得ることができる。あるいは、成立する可能性の低い遠めのレートを狙って、大きな利益を得るチャンスだってある。

「雇用統計のような経済指標発表時の荒い値動きを狙ってみるというのも面白いと思いますよ。FXだと値動きが荒い相場では大きく損失する可能性もありますが、BOは最大損失があらかじめ限定されます。もちろん、どちらに動くかはわかりません。でも、どうなるにせよ、損益のシナリオが最初にわかるというのは安心できますよね」(水野氏)

そう、BOの最大のメリットは、取引開始時に最大損失がわかるということ。自動的に損切りされるとの考え方もできる。しかも、取引時間が設定されているので、「いつかは、元のレートに戻るかも」などという淡い期待を抱きながら、ズルズルとキズを広げてしまう損切り下手トレーダーにはうってつけなのだ。

BOは最小で100円から始められる。「このくらいなら失っても大丈夫」という程度の資金で、自らの戦略を試しつつ、挑むことができる。まだまだ始まったばかりのBO、面白いことができそうな予感、濃厚なのだ。






水野浩一郎

IGマーケッツ証券マーケティング部部長。新生銀行などを経て、FXオンライン・ジャパン(現・IGマーケッツ証券)に入社。日本証券アナリスト協会検定会員