2012/3/14 トレイダーズ証券「みんなのFX」

昨日のドル円は、東京市場で日銀が政策金利と資産買い入れ規模の据え置きを決定したことを背景に円買いが優勢となり81.968円まで下落しました。しかし、欧州勢参入後に買いが一巡すると、売り戻す動きが強まり82.80円付近まで反発。NY市場では、FOMC声明文で追加緩和への言及が見られなかったことを受け、米長期金利が上昇したことを背景に、日米金利差拡大を意識したドル買いから一時83.079円まで上昇し82.962円(前日比:+0.733)で取引を終えました。

ユーロ円は序盤、前日のNY市場でのリスク選好地合いの流れを引き継ぎ108.65円付近まで上昇したものの、日銀が資産買い入れ規模の据え置きを決定したことを嫌気し107.885円まで下落しました。しかし欧州市場に入ると、短期勢からショートカバーが入り「往って来い」の展開になると108.70円付近まで持ち直しました。NY市場では、NYダウ平均が200ドル超の上昇をするなど、リスク選好ムードが高まる中、ユーロドルでのドル買い圧力が強く、ドル円は上値の重い展開となり108.518円(前日比:+0.339)で取引を終えました。

≪2012年3月13日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り42% 買い56%
ユーロ・円  :「ブル」売り60% 買い40%
ユーロ・ドル :「ブル」売り50% 買い50%
英ポンド・円 :「ブル」売り57% 買い43%
豪ドル・円  :「ブル」売り38% 買い62%
NZドル・円  :「ベア」売り67% 買い33%

【今日の主な経済指標】
13:30 JPY 鉱工業生産・確報値[前月比] 1月
14:00 JPY 金融経済月報(基本的見解)
18:30 GBP 失業保険申請件数 2月
18:30 GBP 失業率 2月
19:00 EUR 消費者物価指数(HICP、改定値)[前年同月比] 2月
19:00 EUR 鉱工業生産[前月比] 1月
20:00 USD MBA住宅ローン申請指数[前週比]
20:00 ZAR 小売売上高[前年同月比] 1月
21:30 CAD 四半期設備稼働率 10-12月期
21:30 USD 輸入物価指数[前月比] 2月
21:30 USD 輸出物価指数[前月比] 2月
21:30 USD 四半期経常収支 10-12月期


今日のトレードポイント


米連邦公開市場委員会(FOMC)では、従来どおり政策金利の据え置きと少なくとも2014年まで異例の低金利政策が維持されるとしました。また、失業率が低下していることを背景に景気判断を引き上げられており、投資家のリスク志向が高まりそうです。ただ、急ピッチの上昇の反動から、短期的に利益確定の売りが出されやすい地合いのため、突発的な動きには警戒を強めておきたいでしょう。


[今日の予想レンジ]
ドル・円 82.00-84.50  ユーロ・円 107.50-110.00  ポンド・円 128.50-132.00



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