オシレーターよりもレート表の「光具合」で相場の勢いを感じ取る



「やっぱり動きの勢いが重要なんで、レート一覧の光り具合とかを見るようにしています。え? 光り具合って何かって? 通貨の値動きが激しくなると、ピカピカ光るじゃないですか。クロスしている通貨ペアが同じ方向に光り出したらとか。全体の流れを把握して“行きそう”とか判断するんです。直感的過ぎます?(笑)」

エントリーのタイミングについては、基本的にはサポートやレジスタンスを割った場合にエントリーするブレイクアウトがメイン。

「ただし、通貨ペアによって特性があると思うので、微妙に戦略は変わってきます。私の感覚的には、ドル円は戻りやすいし、反面ユロドルは行き過ぎる傾向がある。ポンドルやポン円は流れができると早い……とか。だからユロドルで逆張りなんかはちょっと注意が必要かもしれませんね」

通常時は値動きする通貨でブレイクアウトを狙うKiyoさんだが、超円高局面となった8月、各通貨ともレンジが狭くなる傾向にあった。こうしたイレギュラーなときに、大きい勝ちを上げるにはやはり指標トレードなどでどれだけ取れるかに掛かってくる。

「指標のときは『前回値』『(前回と今回双方の)コンセンサス』『今回の値』をチェックして、過去の数値を遡って、どんな値のときに、どんな風に、どれだけ為替が動いたかをチェックします。その上で、これから発表される指標のコンセンサスと実際の数値をチェックします。過去のパターンを押さえておけば、発表値の結果によって今回はどれくらいの値動きになるか予想できるのでそれを踏まえてトレードします。調べるのは過去2年分くらい。全ての通貨について海外のサイトなどを使ってチェックしています。過去のデータ次第で、値動きがどれくらいかもある程度わかるので、逆指値を入れてリバウンドを狙うのもアリです。過去データの再現度は、多くのトレーダーが参考にしていることもあって相当高いと思うんです」

8月も、FOMCなどの指数発表時に、ユロドルで30~40pips取ったという。

「私が、過去のデータを参考にするのは、“みんなはどう考えてトレードするかな?”と常に考えているからなんです。多くの人が参照するデータなら、再現度は高いし、その動きに沿ってトレードしようとするはずだと思うんですよ」

研究熱心なKiyoさんだが、昨年までは「2000万円の壁」を越せないでいたという。

「去年までは2000万円超えたと思ったら大きな損をして後戻り……というのが数回ありました。今年に入ってから、2000万円を超えて、負け額も大きいとはいえ資金量比で言えば前よりは小さくなってきて、ついに5000万円を超えることができました。投資歴も、FXを始めた当初のスワップ投資時代から数えて5年になるので、ようやく経験から自分なりのトレードができるようになってきたかな、と思っています」

一見、直感的なようでいて、その実、データと経験則に基づく手法。Kiyoさんの快進撃はまだまだ続きそうだ。







Kiyoさん


【技】レート表電光流

チャートの勢いを見切るのにオシレーターなどいらぬわ、とばかりに切り捨てるKiyoさんが見るのはレート表の光り具合。勢いを把握したあとは、データ検証と経験則をベースに相場の違和感を察知して張り切る!
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