ユルフワ笑顔の裏に隠された綿密なデータ検証と経験則を武器に凄腕スキャル娘♥



「実は昨日、全部で900万円近い損切りしちゃったんですよ~」

大きな目をくりくりさせながら、そう笑うKiyoさんは、顔を出せないのが残念なくらいに可愛らしい女性。編集部員が、待ち合わせの場所に来た彼女を見て「まさか6000万円近い勝ちを上げている新進気鋭の凄腕トレーダーだとは思わなかった」と言ったのも無理からぬ話。

「昨日はこの円高局面で介入があるかもしれないと思って、ユロドルをショートしていたんです。でもいつまで経っても介入はなくてあれよあれよという間に……」

と語る彼女。手痛いミスを犯してしまったKiyoさんだが、しかしながら、そんな彼女、この超円高となっている8月も、取材日前日までに2000万円近い利益を叩き出していたのである。

「正直、ここまで円高になって、皆が介入を恐れたりして値動きが少なくなってくると、エントリーする回数も減ってしまいますね。チャートがペナントになれば、どちらかに振れることになるわけで、そういうときはエントリーを控えます。そして、無理して初動を押さえようとすることも考えないようにします」

自身の「円高時のルール」をこう語るKiyoさん。他にも、彼女が超円高局面で気を付けていることがいくつかある。

「基本的なことですが、まずは持ち越さないことです。いつ何が起きるかわかりませんから。あとは、チャートを見ていて、妙な動きや、急に動きが早くなったら一旦切ることを考えます。一旦切って、考えてからエントリーするようにしています」



経済ニュースは英語でいち早く察知。相場の違和感を嗅ぎとる!



これら「妙な動き」を察知するのは、5年に及ぶ投資歴に基づく経験則が主武器となっているようだが、当然のことながら他にもアンテナを張り巡らせている。

「ロイターやブルームバーグのツイッターは、英語版をフォローしています。このほうが翻訳に要するタイムラグが少ないので、情報がダイレクトに入ってくると思うんです。もちろん日本のニュースについてもチェックします。あとは、ダウや金の動きも見ますね。こっちに動いたからこう……とか判断するというより、あくまでも流れを把握して、違和感を察知するためです」

このように、違和感を察知するために、ファンダメンタルズを重視している彼女。一方、テクニカルに関しては、チャート上にオシレーターなどはほとんど表示させることもないという。

「一応、ボリンジャーバンドくらいは見ますけど、勢いの参考にするくらいです。みんなは“ ボリン凄いよ~ ” とか言うけど、実際、何%の確率で収まるとか言ってもバンド自体が広くなっているんだから、収まるに決まっていると思っちゃうんですよね(笑)」

というわけで、彼女がチャート上で判断の基準にするのはサポート・レジスタンスくらいなのだ。

「メインで使うのは1分足と5分足だけど、15分・30分・1時間・4時間足とひと通りの時間軸はチェックしますね。特に決まった通貨ペアはありません。その日に動いていそうな通貨に狙いを絞る感じです。基本的に、旅行が好きなんで、外出先でもトレードできるように、モニターを少なくしているんです。家でトレードする場合でも2面しかない。それもあって、モニターに映すチャートも少ないですよ」

分足と5分足、他にもう一つくらいを表示させ、あとはレート一覧でエントリーしている通貨ペアとクロスしている通貨もチェックする。そしてツイッターなどでロイターやブルームバーグをチェックする。これがKiyoさん流のトレードスタイルだ。




Kiyoさん


【技】レート表電光流

チャートの勢いを見切るのにオシレーターなどいらぬわ、とばかりに切り捨てるKiyoさんが見るのはレート表の光り具合。勢いを把握したあとは、データ検証と経験則をベースに相場の違和感を察知して張り切る!
http://profile.ameba.jp/kiyofxlife/