相場に合わせて自分の手法を常に変化させることが大事!



今年8月、とうとう資産1億円を達成した株トレーダーのテスタ氏。まったくの投資ド素人から専業投資家になり、3か月目から月間成績がプラスに。そして現在にいたるまでの6年間、月間で負けたのは4回しかないという、関西の実力派トレーダーだ。

そんなテスタ氏の前歴は、なんとパチプロ。

「年収1000万円くらい稼いでいましたが、パチンコで稼げる限界が見えてきたとき、もっと大きな勝負がしたいと考えるようになり、800万円を元手に株式投資を始めました」

彼のトレードに対する考え方は、大きく2つある。一つは「勝てる手法は常に変わっていく」ということ。

「有効な手法を見つけて一時的に勝つことができても、それはたまたま地合いと合っていただけですぐに使えなくなってしまいます。例えばブレイク狙いの買いが通用する地合いだと、すぐにみんな同じことをするようになる。すると負けないようにみんな早く買い出すようになり、結局ブレイクしてもそれ以上値上がりせず、逆に反転するようになってしまいます。そうなると今度はブレイクしたときに、空売りすると儲かるようになる。いつのまにか、勝てる手法がまったく逆になってしまうのです。こうした市場の変化についていけない投資家は、すぐに置いていかれますよ」

変化に対応するため、テスタ氏は仮想トレードをノートに書き込みシミュレーションしている。そこで日々新しい手法を試し、検証し、磨き上げているのだ。

もう一つの考え方は、「期待値」というものだ。

「期待値とは、もともとパチンコの考え方で、同じやり方をずっと続けていたら統計的にどれだけ勝てるのかという数値のことです」

例えば「70%の確率でプラス10%の利益、30%の確率でマイナス5%の損失」というトレード手法があれば、一時的にマイナスになる可能性はあるものの、何度も売買を繰り返すことでトータルの利益は必ずプラスになる。

「期待値がプラスになるトレードを作ってそれを忠実に実行すれば、トータルでは勝てると思います。でもそこで欲張って手法にないナンピンをしたり、損切りを遅れさせたりするとダメなんです。なので、たとえ損失が出てもルールに従ってきちんと損切りができれば、そのトレードは成功です。逆にルールと異なるトレードをしてしまった場合、たまたま大きく勝ったとしてもそれは自分の欲望に負けた失敗トレードなんです」



テスタ氏

8月に資産1億円を突破。絶好調の億トレーダー


テスタ氏のブログ。投資歴6年の専業投資家。「負ける理由を削っていけばおのずと勝てる」という考えから、毎晩100件以上投資家のブログを読んで勉強しているとか