2012/2/13 トレイダーズ証券「みんなのFX」

金曜日のドル円は序盤、事業法人の決済が集中しやすいゴトー日(5、10日)とあって、77.75円付近まで強含んだものの、仲値後には売りが優勢となり77.50円付近まで押し戻されました。しかし、欧州市場では目立った取引材料がなかったものの、週末要因のポジション調整からドル買いが先行し77.70円付近まで回復。ただ、NY市場では米ミシガン大学消費者信頼感指数が72.5と市場予想の74.8を下回ったことを背景に、リスク回避の円買いから77.55円付近まで軟化し77.663円(前日比:-0.010)で取引を終えました。

ユーロ円は序盤、ギリシャの債務問題を背景にユーロ売りが優勢になると102.826円まで緩やかに軟化しました。欧州市場では、ギリシャの追加支援の動向を見極めたいとして、明確な方向感に乏しい展開でした。NY市場では、9日のユーロ圏財務相会合で追加支援策が決定しなかったほか、ギリシャ連立与党の国民正統派運動(LAOS)の党首が「救済措置合意は支持できない」と発言したことを受けて、リスク回避の動きが強まり102.15円付近まで下落しました。しかし、引けにかけて一部通信社が「ギリシャ内閣は緊縮財政策を承認した」と報じられると、102.470円(前日比:-0.715)まで回復し取引を終えました。

≪2012年2月10日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り30% 買い70%
ユーロ・円  :「ベア」売り55% 買い45%
ユーロ・ドル :「ベア」売り62% 買い38%
英ポンド・円 :「ブル」売り35% 買い65%
豪ドル・円  :「ブル」売り31% 買い69%
NZドル・円  :「ベア」売り51% 買い49%

【今日の主な経済指標】
16:00 DEM 卸売物価指数(WPI)[前月比] 1月
17:15 CHF 生産者輸入価格[前月比] 1月
         


今日のトレードポイント


先週のドル円は、3日の強い米雇用統計を背景に米長期金利が上昇し日米金利差拡大を意識したドル買い円売りが入ったほか、ギリシャの追加支援策の合意への期待感からリスクオンとなり77.809円まで上昇しました。本日のドル円は、主な米経済指標が予定されていないことから、ギリシャの追加支援策の動向に注目が集まりそうです。15日に緊急のユーロ圏財務相会合が開かれ、ギリシャへの追加支援を実施するか協議することになっていることから、関係者による要人発言などに警戒しておきたいでしょう。


[今日の予想レンジ]
ドル・円 76.00-77.50  ユーロ・円 99.00-102.50  ポンド・円 119.50-123.50


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