暴落したガラス関連半導体関連が狙い目


そんなBOU氏が、最近注目している銘柄は何なのか?

「8月の頭に日経平均が大きく下がりましたけど、大型株から崩れて小型株まで下がりました。このなかで、真っ先に反発しはじめるのは大型株のはず。ですから最近は、この下げで割安になったガラス関連と半導体関連の大型株を多く持っています」

もちろん、狙うのは同業種のなかでも業績がいいもの。

「日本電気硝子(5214)は、業績がいいのに大きく下がっているんです。日経平均が下げているという理由以外に、下がっている理由がわからないんですが、PERも低いので、長期で持っていれば利益が出ると思います。ほかではアドバンテスト(6857)とかですね」

暴落時こそ、バリュー投資家にとっては大チャンスなのだ。

「暴落率とかを細かく見たりはしませんが、まず1年間のチャートを見て、『けっこう落ちているな』と思ったら、その銘柄を買うかどうかを検討する候補に入れますね。8月の下げで3・11ぐらいの水準になっている銘柄が多くありますが、ここ1年ぐらいの高値圏から半額ぐらいになっていれば狙い目だと思います」


ただし、楽観ばかりもしていられない。

「やはり、ダウの動きを見ていると、アメリカの景気が悪いのを実感します。アメリカが再度、金融緩和政策を行い、インフレが起きて株高になる展開が望ましいのですが……。それでも日経平均は底が堅いから、これ以上、下落することはあまりないと見ています。当面は極端にレバレッジをかけずに、現物だけで取引するつもりです」

アメリカの景気動向は気になるが、大きく下げたところで優良割安株を仕込むのがバリュー投資の醍醐味。今がそのときなのかも。






BOU氏

震災を乗り越え再始動した億トレーダー