±3σタッチで逆バリ!5秒足が“小さく”なったら利確せよ!



5月23~28日までのトレード回数は94回。トレードした通貨ペアは、ポンド/円とユーロ/ドルのみ。ボラティリティ(変動率)が大きい通貨ペアを選択している。

「26日までは調子よかったんデスヨ。±3σタッチでエントリーしてもすぐに反発して、利確できた。±4σまで伸びたら大ロットにして、4日間で200万円近く稼いだんデスヨ……」
 
23日15時からスタートして、しょっぱなから22万5000円勝ちを果たしたロベルト氏。その後、着々と利益を重ねていった。

「±3σにタッチしたら20枚でエントリーするんデス。反発して利益が乗り、ローソクの動きが鈍ったら利確。5秒足が小さくなったり、十字線になったら手仕舞いするんデス。だから、1pipで利確することも少なくない」

実際、トレード履歴を見ると、500円、2000円の少額トレードも散見される。危険を察知すれば、たとえ0・5pipでも利確するのが改良型ナンピンサンバの真骨頂。当然、損切りも早い。

「20枚でエントリーしたときは損失が出てもそのままホールドして、40枚、100枚と枚数を増やしながら徐々にナンピンしていくんデス。枚数が300枚を超えた場合は、大きくても5pips逆に動いたら損切りデス」

今回のトレードで最大の損切りは25万円。500枚のトレードを、きっかり5pipsで損切りしているのだ。損切りさえできれば、いくら枚数を増やそうがリスクは限定的。思いきったサンバトレードもできるってもの。そんなサンバのリズムが最高潮に達したのは26日22時前のことだった。急落したポンド/円に買い向かいつつ、損切りすること4度。5度目のエントリーで、500枚ブチ込み、55万5000円の勝ちをおさめたのだ!

だが、好事魔多し……最終日の27日は連敗続きに。

「この日は何度エントリーしても反発が弱くて損切りばっかりしてました。調子が出ないので、ポンド/円とユーロ/ドルを交互にトレードしてみたり……それが結局裏目に出て、1日で50万円近く負けてしまいました(泣)」
 
27日21時以降はマイナス1万6000円、マイナス1万5900円、マイナス1万8656円(ポンド/円からユーロ/ドルに変更)……と、まさかの10連敗!その後も5連敗しては、からくも1勝をもぎとるトレードが続いたとか。

残念ながら“改良型”ならではのビッグトレードは見られなかったが……トータルの収益は149万4977円! 参加メンバー中、トップの利益だ。おそるべし、ブラジリアン・トレード!




ロベルト氏

2年前にブラジル人FXトレーダーのF.T.K.氏に弟子入り。100万円でトレードを開始し、2か月で倍に。元手を引き出し再度100万円からトライして、2年で資産は3000万円に



プレッシャーをものともしないロベルトに脱帽!(師匠)



「1週間で+150万円!? ロベルト、ちょっとできすぎでしょ?」

今回のロベルト氏のトレードを見てこう驚くのは秘技“ナンピンサンバ”の産みの親にして、ロベルト氏の師匠である3億円FXトレーダー、F・T・K・氏。どうも、弟子の働きぶりが気になって仕方がない様子。

「ナンピンサンバは暴落、暴騰したときに逆バリで入るから、物凄いプレッシャーと戦いながらのトレードになるんです。一瞬で破産してしまうリスクもある。今回はさらに『義援金を稼がないといけない』というプレッシャーも加わるでしょ。そんな状況でも確実に勝てる力が備わっていた点は、素直に評価したいね。トレーダーとして納税以外の形で社会貢献する姿勢も称えたい。ま、ボクの指導の賜物かもしれないけど(笑)、弟子を通じて間接的にでも義援金カップに参加できて、さらに弟子が活躍してくれて、こんなに嬉しいことはないね!」

ロベルト氏が最終日に50万円の負けを喫した点も「素早い損切りを徹底しているから、1トレード当たりの負けは小さなもの。熱くならずに淡々とトレードできるのがロベルトのいいところ」と評価。やはり、最強の弟子に偽りなし!


F・T・K・氏

20年前にブラジルから出稼ぎのために来日。4年前に100万円でFXを開始。'09年10月に1日で1900万円の大敗を喫すも、'10年3月に資産1億円超え。現在の資産は3億円以上