気長に待つ忍耐強さこそ利益を生むコツ



では、実際にカップ期間中(5月23日〜)のゆうにゃん氏のトレードを見てみよう。

「ユーロ/円は下落でスタート。午後になってから、その日の安値を割り込んだので、ここは半月流のブレイクアウトで取れました。 大きく動いてくれたので、3万円程度利益を出せました」

一旦、下落トレンドが落ち着いたら、しばらくは様子見。焦らず、相場がどんな方向に行きたがるかを待つのが鉄則だ。

そして、チャートに高値・安値が記録されたら、トレンドラインを引いて値動きを予想。ラインを引くことで、闇雲なトレードをしなくて済むようになったとか。1日に平均1、2回しかエントリーしないという。

「この "待つ" という行為が、実は難しかったんですが、忍耐強くトレンドラインまで引きつけてエントリーできるようになったんですよ。そのおかげで、週の半ばには引いたトレンドラインの115円付近で反発したのを確認。ユーロ/円を買いエントリーすることができました」

利益確定ラインは、直近の高値・安値がひとつの目安。その次がチャンネルラインになる。

「師匠のバカ息子さんからもそう教えられているんですが……。いかんせん、利益が出ているポジションを長く持っていられないんですよね(笑)。だいたい30〜50pipsで決済してしまうんですよ。自分で戦略を組んでいるのに、そのとおりになかなか取引できない。このときも、結局116円まで上がりましたから、100pips近くはとれたはずなんですよ。バカ息子さんは戦略通りにトレードできるから、スゴいですよ」

バカ息子氏は「少しでも利益を取れるならばそれに越したことはない」と教えるが、利益確定はトレーダーの永遠の悩みだ。

「スキャルでトレードしていたときは3〜5pipsの含み益でも怖くなって決済していましたから。これでも、長く保有できるようになったほうなんです。トレード仲間には、あまりにも利益確定が早いので『早漏』と言われていたんですけど、それも克服しつつありますね(笑)。地味なトレードだけど、今の自分にはこれが合っている。枚数は10枚で固定し、1日1、2回のチャンスを確実に勝つ。それをコツコツ積み重ねれば、毎週この額ぐらいは稼げますよ」





コンスタントに勝ち続けて+13万円を獲得!



結果、ゆうにゃん氏が出した利益は12万9000円となかなかのパフォーマンス。淡々とルールに沿って、少ないチャンスに利益を上げるとは、多忙なサラリーマントレーダーの理想形とも言える。

「コンスタントに勝つことと、大勝負をして大きな利益を狙うかを天秤にかけ、前者を選択しているだけのこと。レバレッジをフルに使って大勝負したら楽しいだろうけど、それなりのリスクを負わなければいけません。やはりお金は大切。損をしないことが一番ですから。何よりも義援金のために、利益を出さなければと思っていたので、本当に良かったです」

時間のないなか、サラリーマントレーダーとして参戦してくれた「チームバカ息子」のゆうにゃん氏。師匠直伝の手法と彼の堅実さが、今回の義援金を生み出してくれたにちがいない。




バカ息子

20代にして数千万円を稼ぎ出したバカ息子氏。現在、個人セミナーを行い、個人投資家を育成中。今回は、一番弟子のゆうにゃん氏が参戦。優れたパフォーマンスを残してくれた。
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