かつてはオヤジスポーツの代名詞だったゴルフだが、石川遼や宮里藍をはじめとする若手選手の台頭で、注目度が急激にアップ。しかも、'16年の夏季オリンピックから新たに採用される正式種目として、7人制ラグビーとともに最終候補に絞り込まれ、ここにきてさらに関心が高まっている。

奇しくも、同大会は東京が開催地候補として名乗りを上げている。10月には最終的な選考結果が発表される予定だが、もしも東京に決まれば、株式市場でもゴルフがホットなテーマとなる可能性が!?フィスコの岡村友哉氏はこう語る。
「五輪の正式種目に選ばれるだけでもゴルフ業界には朗報ですし、東京開催ともなれば大いに盛り上がるはずで、まさにダブルの追い風。株式市場でゴルフ関連株が物色されても不思議はありません。現に、正式種目の最終候補になったとニュースが報じられた直後、ゴルフクラブを製造するSRIスポーツの株価が急伸しました」
注目度がひときわ高まれば、競技人口の飛躍的な増加に結びつく可能性も。その頃にはヒマを持て余すお年寄りが増えているはずだし、遼クンや藍チャンに憧れる若者まで巻き込んでブーム化すれば、ゴルフ場や用具メーカーは売り上げ激増で笑いが止まらない。

「本格的なゴルフブームになれば、さらに広範囲に好影響が波及するでしょう。例えば、遼クンのスポンサーのヨネックスは広告効果が飛躍的にアップするほか、ゴルフ場内のレストランや屋内の打ちっ放し練習場を運営する企業も恩恵を受けそうです」

ただし、そういったブームは一朝一夕には盛り上がらないもの。気がついたら、いつの間にかみんなが熱狂していたというパターンを辿るものだ。したがって、10月にオリンピックの東京開催が決まったのを機にゴルフ関連が急騰しても、「一過性のごく短命相場に終わる可能性が高い」ことを念頭に置いたほうが無難だろう。

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