2011/12/9 トレイダーズ証券「みんなのFX」

昨日のドル円は序盤、欧州時間に英国中央銀行(BOE)と欧州中央銀行(ECB)の政策金利の発表を控えていることから、様子見ムードが強く77.65円付近での膠着相場になりました。しかし、欧州市場に入ると、欧州株式やGlobexのNYダウ先物が前日比プラス圏からマイナス圏に反落したことをきっかけに、リスク回避のドル売りが強まり77.30円付近まで軟化しました。NY市場では、NYダウやWTI原油先物が大幅安になったことを受け、資源国通貨に対してドル買い圧力が強まった影響が波及し、ドル円は77.674円(前日比:+0.023)まで上昇して取引を終えました。また、英国中央銀行(BOE)と欧州中央銀行(ECB)の政策金利の発表は市場予想通りとなり、安全通貨のドルと円は同一方向に売買されたことで影響は限定的となりました。

ユーロ円は序盤、BOCとECBの政策金利の発表や欧州首脳会談などのイベントを前に積極的な取引が手控えられ104.10円付近での狭いレンジ取引なりました。欧州市場では、独メルケル首相が「今回のEU首脳会議で合意がまとまらなかった場合、年内に再びEU首脳会議を実施する意向」との報道を受け、欧州財政問題の解決に向けた期待感がはく落したことで103.50円付近まで下落しました。NY市場に入ると、ECBは政策金利を市場予想通りの25bp引き下げ、その後の記者会見でドラギ総裁が「国債買い入れは永遠の措置ではない」、「欧州条約は通貨供給による政府直接支援を禁じている」と発言したことが嫌気され、103.018円まで下値を切り下げ一段安に。ただ引けにかけて、ポジション調整目的の買いが散発的に入ったことで前日比:-0.521円となる103.645円まで値を戻し取引を終えました。


≪2011年12月8日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り25% 買い75%
ユーロ・円  :「ブル」売り26% 買い74%
ユーロ・ドル :「ベア」売り36% 買い64%
英ポンド・円 :「ブル」売り30% 買い70%
豪ドル・円  :「ブル」売り21% 買い79%
NZドル・円  :「ブル」売り22% 買い78%

【今日の主な経済指標】
16:00 DEM 経常収支 10月
16:00 DEM 貿易収支 10月
16:00 DEM 消費者物価指数(CPI、改定値)[前月比] 11月
16:45 FRF 鉱工業生産指数[前月比] 10月
16:45 FRF 財政収支 10月
18:30 GBP 卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI)[前年同月比] 11月
18:30 GBP 貿易収支 10月
22:30 CAD 四半期労働生産性指数[前期比] 7-9月期
22:30 CAD 貿易収支 10月
22:30 USD 貿易収支 10月
23:55 USD ミシガン大学消費者態度指数・速報値 12月


今日のトレードポイント


ドル円は、クリスマス休暇に向けて目先のポジション調整に終始しており、日本時間23時55分に発表される米ミシガン大学消費者態度指数も市場予想から大きく振れなければ無風になるかもしれません。ただ、欧州首脳会談の動向によっては、週末のボラタイルな市場を背景に、突発的な展開になる可能性も否定できないことから注意しておきたいでしょう。


[今日の予想レンジ]
ドル・円 77.00-78.50  ユーロ・円 102.00-105.00  ポンド・円 120.00-123.00


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