フィボナッチの61.8%を利確ポイントに設定



今回の義援金カップでは、確実に利益を出したいと考えていたボリ平氏。そこで、この逆張りボリ平ドラゴンでエントリーした際の、必勝の利益確定パターンを発見したという。

「以前は、ボリンジャーバンドのミドルバンドに設定した20EMAや平均足に下ヒゲが伸びたときを目安にしていました。でも、今回からはフィボナッチを利益確定の目安にしてみたんです。これがめっぽう調子がいい。過去の値動きを検証しても明らかでした。ドラゴンが首をかしげたら、ポジションを持ちますよね。そして、直近の高値・安値でフィボナッチを引いてみて、61・8%のラインを利益確定のポイントとしてトレードしました」

さらに、損切りラインもフィボナッチが目安になるという。

「損切りラインはフィボナッチの161・8%。そうなる前に、欲張らずに数pips〜10pipsぐらいの利益で満足させることも大切です」

1回のトレードの利益が10pips以下でも、海外口座なのでレバレッジを効かせて何度もトレードを繰り返す。そうすることで、1週間でも、なんと3000ドルの利益を出すことができたのだ。

「順張りのボリ平ドラゴンであれば、もっと利益を伸ばせるんですが、今回はトレンドが発生しませんでしたので結局、3000ドルでした」

ちなみに、順張りドラゴンとは、遅行スパンのドラゴンがボリンジャーバンドの±3σを飛び出て、天駆ける龍の如く伸びていくのに合わせてエントリーしていく手法だ。

「逆張りでは、遅行スパンがすぐにボリンジャーバンド±3σの内側に入っていこうとしますが、順張りでは伸びていこうとする。これはトレンド転換の予兆で、大きな利益が期待できます。また、その際の利確ポイントも遅行スパンで判断。向きが変わったら、すぐに利確します」

その際は、1分足から5分足にチャートを変更。まだ遅行スパンが伸びているようであれば、ボジションはキープする。こうしてうまくトレンドを掴まえることができれば、数十pipsを獲得することもできるという。

「今回は遅行スパンがずっとボリンジャーバンド±3σの内側に入ったままで、出てもすぐに戻ってしまう。また、たまに飛び抜けてトレンドが出ても、日本時間の早朝などだったので、なかなかチャンスが掴めませんでした」



海外口座の落とし穴 義援金になるお金が出勤できない!?



3000ドルと十分すぎる利益を稼ぎ出したボリ平氏。これで子供たちにサッカーボールを贈ることができると思ったのだが……。

「200倍というレバレッジが効かせられる海外口座を使ったことが仇になってしまいました。実は使っていた海外業者のサーバーがダウンしたままで、復旧しない。せっかく3000ドルの利益を出したのに、出金できないんです(6月6日時点)」

調べてみると、昨年、欧州金融庁から免許停止処分を受けているいわくつきの業者。クレームも多く、問題の多い会社だったのだ。

「今もホームページにアクセスできず、口座にログインすることができません。いろいろ手を回して、なんとか出金だけでもしようとしているんですが……」

義援金として寄付するはずだった900ドル。これだけあれば、サッカーボールが約30個は贈れるはずだった。被災地のためにも、この業者には、ボリ平氏の利益を出金させてほしいものだ。




ボリ平

名古屋のスゴ腕女性トレーダー。OLとして働く傍ら、さまざまなトレード手法を研究。「ボリ平ドラゴン」、「ロンドンコーリング」など数々の手法を生み出し、ブログで公開中
http://fxlife30000.blog41.fc2.com/