昨夏までの原油高は確実に自動車離れを促し、結果として町に溢れているのが自転車だ。カブドットコム証券の河合達憲氏は言う。

「折しも今は健康&エコブーム。
二酸化炭素を排出しない究極の“エコ乗り物”として注目され、かねてからの脱メタボブームで、健康にもいい自転車が売れるのは、自然な流れです」

毎日の電車代を浮かせるために、自転車通勤するビジネスマンも珍しくない。

「日常的に乗るからいいものを買おうと、高級なスポーツタイプの自転車が好調。
また、電動自転車は主婦層に人気です。自転車用部品の『シマノ』や、実店舗でもネットでも売り上げを伸ばす『あさひ』などは、恩恵を受けて業績上々のようです。


すでに原油バブルは崩壊しガソリン価格は安くなりましたが、日本人の車離れは深刻。世界的な不況もあり、車から自転車への“乗り換え”がますます進むでしょう」

自転車のみならず、ウオーキングやランニングも今やトレンド。皇居周辺ではジョギングを楽しむ“美ジョガー”の姿が有名。

「関連銘柄としては、万歩計のオムロンや、スポーツ用品のミズノなどが挙げられます。健康は永遠のテーマで、需要はなくならないため、不況時でも強いでしょう」

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河合達憲氏
カブドットコム証券マーケットストラテジスト。推奨銘柄のパフォーマンスが高い。
近著に『日本のトップ企業が消える日』