2011/11/9 トレイダーズ証券「みんなのFX」

昨日のドル円はイタリアの不安定な情勢を背景に東京市場ではリスク回避の円買いが先行しましたが、下値では介入警戒感も強いことから77.90円付近で極めて狭いレンジでの取引となりました。欧州市場に入っても積極的に買い進むだけの材料も見当たらず、イタリアの政治状況をにらんだ展開の中、78円付近での膠着状態が継続。NY勢の参入する時間帯ではユーロの下落につられる形で徐々にドル売りが進み、日本時間24時頃には円売り介入以来の安値となる77.602円まで下げ幅を拡大しました。安値を付けた後は堅調なダウ平均を支えに横ばい相場となったまま、77.693円(前日比:-0.361円)で取引を終えました。

ユーロ円は、イタリアの政治動向やイタリア国債利回りの水準に関心が高まっていますが、特段材料が無いことで東京市場では107円台で方向感に欠ける展開となりました。欧州市場では、イタリアの国債利回りが低下傾向となったことや、欧米の株価の底堅い推移を好感して徐々にリスク回避の巻き戻しが優勢に。しかしその後、伊ベルルスコーニ首相の信任投票で首相の座にとどまることが決定すると失望感からユーロ売りが強まり、107円台前半まで下げ幅を拡大しました。NY市場では伊首相が緊縮予算法案を可決後に辞任するとの見通しが示されたことでリスク選好地合いが強まり、107.482円(前日比:-0.049円)まで値を戻して取引を終えました。


≪2011年11月8日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り14% 買い86%
ユーロ・円  :「ブル」売り48% 買い52%
ユーロ・ドル :「ベア」売り87% 買い13%
英ポンド・円 :「ブル」売り40% 買い60%
豪ドル・円  :「ブル」売り21% 買い79%
NZドル・円  :「ブル」売り32% 買い68%

【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 国際収支・経常収支 9月
08:50 JPY 国際収支・貿易収支 9月
09:30 AUD 住宅ローン件数[前月比] 9月
14:00 JPY 景気ウオッチャー調査-現状判断DI 10月
16:45 FRF 財政収支 9月
18:30 GBP 貿易収支 9月
21:00 USD MBA住宅ローン申請指数[前週比]
22:30 CAD 新築住宅価格指数[前月比] 9月
00:00 USD 卸売在庫[前月比] 9月



今日のトレードポイント


本日はMBA住宅ローン申請指数・卸売在庫などの米経済指標を控えておりますが引き続き、イタリアの政治に関する報道を注視した展開となるかもしれません。報道や要人発言によっては方向感を伴って動く可能性がある中、ドル円は日銀の介入観測が市場に広がっており、神経質な動きが継続となりそうです。


[今日の予想レンジ]
ドル・円 77.00-79.00  ユーロ・円 106.50-108.50  ポンド・円 124.00-126.00


★新サービスバイナリーオプション
「みんなのバイナリー」http://min-fx.jp/bo/はこちら★




---------------
【ご注意】
※当サービスは投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではございません。
※投資に関する最終判断は、お客様ご自身の判断でなさるようお願い致します。
※当社は掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性、完全性を保証するものではございません。
※当サービスに基づいて被ったいかなる損害についても、弊社及び情報提供元、関連会社は一切の責任を負いかねます。
※いかなる目的を問わず本情報の複製、転送及び販売を固く禁じます。
---------------
トレイダーズ証券「みんなのFX」