34万円を稼ぎ出したスキャルは1分と5分のWリボン使いで!



そこに集うとトレードがうまくなると評判の会合がある。

個人投資家の横の繋がりから生まれた「FX友の会」だ。

「みんなでチャットしながらトレードしたり、有名講師を呼んで勉強会をしたり。でも、そんな大したことはやってない(苦笑)」

そう話すのは発起人である関西在住のFXトレーダー・奈那子氏。今回の義援金カップには、FX友の会から精鋭3名が参戦した。

「相良くんは毎日の取引や値動きをノートにつけていたり、ものすごくマメだし、イケメン(笑)」奈那子氏がこう評すのは、FX歴5年、苦労の末に独自の手法を確立した苦労人・相良真俊氏。マメなだけあって、そのトレード手法は絶え間ない検証作業に裏打ちされている。



すぐ使える損切り設定の新理論!



「トレードの基本は日足です。ロンドン時間くらいから取引を始めますが、その日のローソク足の色と同じ方向のトレードを心がけます。次に10と30の単純移動平均線(SMA)を2本表示した1分足のチャートをチェックします。10と30は検証から導き出した数値です。日足が陽線なら『現レート>10SMA>30SMA』とならなければ買わないし、日足が陰線で売りなら『現レート<10SMA<30SMA』となるのを待ってから売るのが基本です」(相良氏)

特徴的なのは損切り幅の決め方。

「日足で過去30本のヒゲを見るんです。売りならば30本のローソクのうち、陰線の上ヒゲの長さを全部チェックする。『8割の上ヒゲが収まる値幅』を読み取って、それを損切り幅にするんです」

ちょっと難しい表現だが、ざっくり言えば、「ヒゲのトレンド」を知るということ。売りでエントリーするときに、直近30本中、20本が陰線だったら、その8割=16本くらいの陰線の上ヒゲがおさまる値幅を読み取る。8割の陰線の上ヒゲが長さ80銭以下だったら、損切り幅は80銭に設定。エントリーする日足の始値から、80銭離してロスカットを入れておくのだ。

「8割の陰線の上ヒゲが80銭以下ということは、陰線で終わる日は単純計算80%の確率で80銭以下の値幅の上ヒゲをつけるということ。ストップが浅いと、知らぬ間に狩られてしまいますが、この方法でストップを置けば、少しくらい上昇して陽線に変わっても損切りされず、やがて下げてきて再び陰線に戻る可能性が高い」

リミットも考え方は同様で過去の値幅から最適な幅を探す。独特の発想は研究&検証熱心さのたまものか。が、友の会の精鋭は相良氏のみにあらず!



FX友の会の秘密兵器がベールを脱ぐ!



「マークくんイチ押し! ものすごく研究熱心で、しかもやっぱりイケメン(笑)」

こう奈那子氏が太鼓判を押すマーク氏は、秘密ながらも誰もがうらやむ実績を誇る専業トレーダーとか。気になるトレード手法は?

「トレンドラインとボリンが2つ。パラメータを20に設定したボリンと100に設定したボリンを使います」(マーク氏)

1分足で「100」に設定したボリンジャーバンドは、5分足に表示した「20」のボリンとほぼ同じ(20×5=100となるため)。1分足を見ながら、5分足ボリンも同時に見るわけだ。

「僕の場合、『こうなったら取引する』というパターンはなく、ずっと同じ時間の同じ通貨のチャートを見ていると自分の好きな形が出てきますよね。その形に近づいたら自分なりに値動きのイメージを描いてエントリーします」

して、そのイメージとは?

「大原則はパラメータが100のボリン(5分足のボリン)とローソク足の位置関係。ローソクが100ボリンのミドルバンドより下にあるときは売り、上にあるときは買い、これは守っています」

マーク氏のトレード時間は主にロンドン〜NY時間。25日はNYのオープン直後、1時間弱で140pipsほど急落した。

「急落の場面は狙わず、そのあとの戻り売りを狙うのが僕のスタイルです。基本は戻り売り・押し目買い。どこまで戻るかですが、この日はフィボナッチリトレースメントのちょうど61.8%で、戻り高値をつけました」

戻り高値からの反落を狙って売りでエントリーというわけか。

「いや、オーバーシュートすることもあるので、1波、2波は狙わず、3波目を狙います。1波、2波、3波と高値を切り下げ、100ボリンのミドルバンドも下向きに転換、しかもこの長い上ヒゲに注目してください」

左図の丸で囲んだ上ヒゲが、見事に100ボリンと20ボリンのミドルバンドに頭を抑えられて、しかもトレンドラインまで見事に機能。ここでマーク氏にはスキャルのイメージが浮かんだという。

「ここまで揃えば下げて行くイメージが持てますから成り行きでショート。実際、そのまま下げて行ってマイナス2σで『バンドウォーク』を始めていますよね」

バンドウォークはボリンの2σラインに沿ってローソク足が動いて行くこと。

「マイナス2σラインに沿って下げていき、値動きが小さくなってきたところで決済です。決済まで10分弱、利幅は8pipsですね」

エントリーしてから、スプレッド分以上の含み損を抱えることなく、思惑通りに下落。イメージ通りの会心トレードに。では、損切りは?

「値動きがイメージと違ったら即損切り。損切り幅の平均は3〜4pipsくらい。すぐ切ります」

さまざまな研究を重ねた末に行きついたマーク式スキャルに学ぶところは多そう。

「色気を出してスキャルしたらやられちゃって」

とバツの悪そうな奈那子氏のトレードも合算して、3人合計の利益は44万2000円也!


【FX友の会メンバー】
Mark Investment

関西在住のトレーダー。FX友の会のデイトレ&スキャル担当。今年4月に法人化してITとFX取引を事業に。かなりの額を稼いでいる、との噂。義援金カップの利益は34万円!
http://mark-invest.com/wordpress/


相良真俊氏

起業家でありFXトレーダー。FX友の会デイトレ&ゴールド担当。最近ではCFDによる金取引にも力を注ぐ。検証作業にも熱心な努力家のトレーダー。今回の利益は約11.8万円!
http://ameblo.jp/sosei114/


FXママ奈那子

有名なトレーダーやプロディーラーから初心者まで幅広い人材が集まる「FX友の会」のとりまとめ役。今年会社を退職、FXに本腰を入れる。「OL時代の月収程度」をコンスタントに稼ぐ
http://fxnanako.blog108.fc2.com/