2011/10/31 トレイダーズ証券「みんなのFX」

金曜日のドル円は、欧州の債務危機の懸念が後退したことからリスク選好の流れのなか、安全通貨のドルと円が同一方向に動いたため、東京市場にかけて75.90円付近を小動き。欧州市場では、欧州株式やGlobexのNYダウ先物の軟調推移を受けて、リスク選好の動きが一服すると、一転して円買い優勢になり75.75円付近まで小幅に軟化しました。NY市場では、米個人所得が0.1%と市場予想の0.3%を下回ると、ドル円は徐々に下値を切り下げていき75.670円の史上最安値を更新。しかし引けにかけて、為替介入の警戒感から下値試しの展開にならず前日比-0.165円となる75.814円まで戻して取引を終えました。

ユーロ円は序盤、前日の大幅上昇を背景にポジション調整の動きが主導となり107.35円付近まで軟化しました。欧州市場に入ると、格付け会社フィッチが「ギリシャ債の50%のヘアカットはデフォルトイベント」との見解を示したことが嫌気され、107.10円付近まで下押しに。NY市場では、欧州首脳会議で債務問題の解決に向けて一歩前進した内容から、リスク選好ムードが継続していたものの、週末を控え様子見ムードが強まったため107.20円付近でのレンジ取引になると107.333円(前日比:-0.452円)で取引を終えました。


≪2011年10月28日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り 2% 買い98%
ユーロ・円  :「ブル」売り46% 買い54%
ユーロ・ドル :「ブル」売り90% 買い10%
英ポンド・円 :「ブル」売り29% 買い71%
豪ドル・円  :「ブル」売り27% 買い73%
NZドル・円  :「ブル」売り36% 買い64%

【今日の主な経済指標】
14:00 JPY 新設住宅着工戸数[前年同月比] 9月
15:00 ZAR マネーサプライM3[前年同月比] 9月
16:00 DEM 小売売上高指数[前月比] 9月
16:45 FRF 卸売物価指数(PPI)[前月比] 9月
18:30 GBP 消費者信用残高[前月比] 9月
18:30 GBP マネーサプライM4[前月比] 9月
19:00 EUR 消費者物価指数(HICP、速報値)[前年同月比] 10月
19:00 EUR 失業率 9月
19:00 JPY 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
21:00 ZAR 貿易収支 9月
21:30 CAD 月次国内総生産(GDP)[前月比] 8月
21:30 CAD 鉱工業製品価格[前月比] 9月
21:30 CAD 原料価格指数[前月比] 9月
22:45 USD シカゴ購買部協会景気指数 10月



今日のトレードポイント


ドル円は史上最安値を連日更新を続け75.670円まで円高ドル安となっています。市場では為替介入の警戒感が強く更なる下押しにはならなかったものの、2日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加金融緩和策の期待を背景に、ドル売りが先行し最安値の更新も十分に想定しておきたいです。一方、ユーロは債務問題への解決策に好感しリスク志向が高まっているものの、根本的な解決がはかれていないこともあり、強き一辺倒にはいかないと考えられます。


[今日の予想レンジ]
ドル・円 76.00-77.50  ユーロ・円 106.00-109.00  ポンド・円 121.00-125.00


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