2011/10/28 トレイダーズ証券「みんなのFX」

昨日のドル円は、東京時間に日銀が政策金利を0.0~0.1%とするゼロ金利政策を維持した一方で、追加緩和策として資産買い入れ基金を「50兆円」から「55兆円」へ拡大することを発表したものの、市場は予想通りの結果に失望感から売りが強まり75.85円付近まで下落しました。欧州市場では、欧州首脳会議で財政問題についての対応が好感されGlobexのNYダウ先物や原油相場が堅調推移を背景に、リスク許容度の改善からドル売りが選好されて75.75円付近まで小幅に軟化。NY市場に入ると、欧州首脳会議で欧州の財政問題の解決に向けて前進したことでNYダウが300ドル超の上昇を背景に、リスク選好の円売りから75.979円(前日比:-0.223円)まで持ち直して取引を終えました。

ユーロ円は序盤、政府・日銀による円売り介入期待を背景に106.50円付近まで上昇したものの、仲値後は介入が実施されなかったことが嫌気され上値の重い展開になりました。欧州市場に入ると、ユーロ圏マネーサプライが3.1%と市場予想の2.8%を上回ったものの、欧州首脳会議を控えて様子見ムードが強かったため、為替への影響は限定的に。NY市場では、欧州首脳会議で欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の規模拡大で合意したほか、保有するギリシャ債についても50%減免することで銀行側と合意したことを背景に、投資家のリスク志向が高まり108.127円まで上昇し107.785円(前日比:+1.807円)で取引を終えました。

≪2011年10月27日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り 3% 買い97%
ユーロ・円  :「ブル」売り51% 買い49%
ユーロ・ドル :「ベア」売り93% 買い 7%
英ポンド・円 :「ブル」売り28% 買い72%
豪ドル・円  :「ブル」売り30% 買い70%
NZドル・円  :「ブル」売り32% 買い68%

【今日の主な経済指標】
15:45 FRF 消費支出[前月比]
18:30 CHF KOF景気先行指数
21:30 USD 個人所得[前月比]
21:30 USD 個人消費支出(PCE)[前月比]
21:30 USD 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)[前月比]
22:55 USD ミシガン大学消費者態度指数・確報値


今日のトレードポイント


ドル円は、欧州の財政問題の懸念が後退し原油や金といった商品相場が大幅反発したことを背景に、リスクオンの流れから高金利通貨の豪ドルが選好された一方で、安全通貨のドルと円が売られやすい地合いになっています。しかし、下落局面では為替介入の警戒感が強く下押しするには材料が乏しいことから、下値での押し目買い意欲は強そうです。


[今日の予想レンジ]
ドル・円 76.00-80.00  ユーロ・円 106.00-110.00  ポンド・円 120.00-125.00



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