2011/10/26 トレイダーズ証券「みんなのFX」

昨日のドル円は序盤、NY市場のリスク選好の地合いを引き継ぎ堅調に推移していたものの、仲値を過ぎると本邦輸出勢の売りが観測され76.05円付近まで軟化しました。欧州市場では、新規取引材料が乏しく動意にかける展開になる中、ユーロにポジション調整と見られるショートカバーが入ると、ユーロ円の上昇につれてドル円も76.293円まで急伸。NY勢参入後は、ケース・シラー米住宅価格指数や米消費者信頼感指数が市場予想を下回ったことを背景に、投資家のリスク許容度が低下し円買いの動きが徐々に強まると、ドル円は日本時間24時前後に75.740円の史上最安値を更新しました。ただ引けにかけて、時事通信が「政府・日銀の単独による為替介入を実施する準備に入った」と報じたことが意識され、ドル円は76.001円(前日比:-0.054円)まで買い戻され取引を終えました。

ユーロ円は序盤、仲値に向けて外貨不足が見受けられたことから、ユーロ買いが優勢となり106.15円付近まで上昇しました。しかしその後、日経平均の軟調推移を受けて、ユーロ円も弱含む展開になると105.65円付近まで反落。欧州市場では、欧州株式の株高やGlobexのNYダウ先物で上げ幅を拡大していることを背景に、リスク選好からユーロ買いが優勢となり106.316円まで上昇しました。しかしNY市場に入ると、26日に実施予定のEU財務相会合の中止発表を受けて105.272円まで下落したものの、その後、本邦による円売り介入の警戒感からユーロに買い戻しが散発的に入り105.706円(前日比:-0.224円)まで回復し取引を終えました。


≪2011年10月25日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り 2% 買い98%
ユーロ・円  :「ブル」売り37% 買い63%
ユーロ・ドル :「ベア」売り89% 買い11%
英ポンド・円 :「ブル」売り23% 買い77%
豪ドル・円  :「ブル」売り19% 買い81%
NZドル・円  :「ブル」売り14% 買い86%

【今日の主な経済指標】
15:00 DEM 輸入物価指数[前月比] 9月
15:00 DEM 輸入物価指数[前年同月比] 9月
15:45 FRF 消費者信頼感指数 10月
20:00 USD MBA住宅ローン申請指数[前週比]
21:30 USD 耐久財受注[前月比] 9月
21:30 USD 耐久財受注・輸送用機器除く[前月比] 9月
23:00 USD 新築住宅販売件数[前月比] 9月
23:00 USD 新築住宅販売件数[年率換算件数] 9月
05:00 NZD ニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利



今日のトレードポイント


ドル円は史上最安値を更新したことを受けて、政府・日銀による単独介入も辞さない内容のニュースが伝わるなど緊張感が高まっています。安住淳財務相は円高について「日本の実体経済をまったく反映していない」と投機筋の動きを批判したほか、「あらゆることにすぐに対応できるよう準備するよう、今日改めて指示した」と事務方へ指示を明らかにしていることから、下降局面では特に警戒感を強めておきたいでしょう。


[今日の予想レンジ]
ドル・円 74.00-80.00  ユーロ・円 103.00-110.00   ポンド・円 120.00-125.00


---------------
【ご注意】
※当サービスは投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではございません。
※投資に関する最終判断は、お客様ご自身の判断でなさるようお願い致します。
※当社は掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性、完全性を保証するものではございません。
※当サービスに基づいて被ったいかなる損害についても、弊社及び情報提供元、関連会社は一切の責任を負いかねます。
※いかなる目的を問わず本情報の複製、転送及び販売を固く禁じます。
---------------
トレイダーズ証券「みんなのFX」