シンプルなテクニカル分析&スイングで稼げ! 出来高とブレイク重視のシンプルな順張り手法!



20歳から株式投資を始め、元手30万円を数千万円に増やしているのが、くぼっち氏。口座残高を1300万円に減資して始めた今年も、すでに残高は3500万円を突破している。彼の投資手法は、チャートの節目と出来高に注目した実にシンプルなテクニカル分析をベースにしたスイングだ。

「日足や週足のチャートで過去に揉み合っている節目や、直近高値・安値をブレイクすれば、その方向に順張りでついていくのが基本的なトレード手法。そのときに一番注目しているのは、出来高が伴っているかどうかです」

くぼっち氏曰く、「投資家を株価でダマすことはできても、出来高ではダマせない」。つまり、誰かが特定の銘柄をコッソリ買い集めようとした場合、株価が上昇しないように慎重に買い集めることは可能だが、出来高にはどれだけ取引されているかが残ってしまう。

「出来高が急増する銘柄は、誰かがその銘柄を買いたいか、売りたいかのどちらかの理由があるということ。その理由はわからなくても、出来高を伴って株価が動く銘柄に順張りでついていけば、いずれ理由が出てくる可能性が高い」

今年1〜2月頃の上昇トレンドでも、直近の高値ブレイク手法はとても有効な順張り手法だった。



震災直後は外国で稼げるか、影響が低い銘柄のリバ狙い



実は地震発生前日まで、くぼっち氏は空売りをしていたという。

「昨年末から上昇トレンドが続いていて、1〜2月はサイバーエージェントやドワンゴなどのネット企業を売買して利益を出していたんですが、そろそろこの上昇は行き過ぎだと思ったので、スルスル上がっていたソフトバンクやコマツを売ってました」

しかし、そのポジションは地震発生直前に決済してしまう。

「全然下がらなかったんで買い戻して、逆に買いポジションをつくってたんです。そしたら地震が来て。かなり揺れが大きかったので、モニターが倒れないように手で押さえながらも、買いポジションをすべてぶん投げました」

そして週明けからは急落後のリバウンドを狙いにいく。

「14日はリバウンドを取りましたが、原発問題や停電の可能性も考えてすべて手仕舞い。そして15日の午後、先物が2000円くらい急落したのを見て、『日本を買い支える』くらいの気持ちで、余力いっぱい買いました。外国で稼げるコマツや、石炭などのエネルギーの権益を持っている三菱商事、あとは関係なく売られていた東京ガスなど全部で10銘柄ほどですね。

一生持ち続けようと思って買ったんですけど、翌週22〜23日には震災前の株価まで戻ったので、いったん手仕舞っちゃいました」

このときリバウンドで得た利益は、すべて義援金として寄付した。

「昔読んだお金持ちが書いた本に『お金持ちになりたかったら収入の2割を寄付しなさい』って書いてあったんですよ。その後、知り合ったお金持ちも同じことを言ってたんで、『お金持ちが言ってるなら信じてみよう』と思って(笑)」

今は8月に被災地各地で「追悼」と「復興」の花火を上げる「ライトアップニッポンプロジェクト」(http://lightupnippon.jp/)にも参画し、個人投資家が気軽にできる社会貢献の方法を模索している。





くぼっち氏