日本で運用するヘッジファンドが設定されたり、日本の証券会社や銀行窓口でも「マン」や「スーパーファンド」といった海外籍のヘッジファンドが買えるようになったのは、ごく最近のこと。その一部を下図で紹介したが、海外には、もっと膨大な数のヘッジファンドがある。

「日本の証券会社や銀行が販売する海外籍のヘッジファンドは、規制やコストの影響で、海外で売られている同じタイプのファンドに比べて利回りが下がることもあるようです」(投信業界関係者)


代理店を利用すれば海外のファンドにも簡単にアクセスできる

となると、俄然、海外のヘッジファンドに興味が湧いてくる。しかし、どうすればファンドの情報や販売ルートにアクセスできるのだろうか。

「国内で扱っている販売会社はありませんが、海外の販売会社を紹介してくれる代理店はあります。まずは、そういう代理店に当たってみるのがいいかもしれませんね」と小林氏。

ファンドに関する情報や購入手続きについて教えてくれたり、英語が苦手な人のために手続きをサポートしてくれる代理店もある。


では、その代理店を探すには、どうすればいいのか。

小林氏は、「もし、インターネットなどでファンドの情報が見つかれば、運用会社にメールで『日本の代理店を紹介してほしい』と尋ねる方法もあります。簡単な英文メールでも十分通じるはずですよ」という。

逆に、ネットで代理店を探す手もある。「ヘッジファンド」や「マネージド・フューチャーズ」といったキーワードで検索してみることだ。

紹介できるファンドの種類は代理店によっても異なるが、「『このファンドが欲しい』と具体名を挙げれば、扱っている運用会社に当たってくれることもあります」(小林氏)。



冨田信太郎氏
ヘッジファンド、ブルーベア・インベストメント・マネジャーズ代表取締役社長。
関西学院大学卒業後、国内証券会社、HSBC証券、ゴールドマン・サックス証券などを経て’06年7月から現職。



木下晃伸氏
経済アナリスト。
中央三井信託銀行、三菱UFJ投信などを経て株式会社きのしたてるのぶ事務所設立。
アナリストとして国内上場企業1000社以上を訪問取材



小林基男氏
ファイナンシャルプランナー。
旧国際証券(現三菱UFJ証券)などを経て、'01年に投資運用アドバイスを行うファーストプレイスを設立。
近著に『サラリーマン副業ガイド』(小社刊)